日高市政、行政

日高市24年度補正予算:緊急雇用創出事業とは何か

今議会の補正の対象となった緊急雇用創出事業。これはどんな施策なんだろうか。 事業の流れは図のようになります。この図は、厚労省のHPにある緊急雇用創出事業の説明の中にあります。 これを見ると資金の流れは一目瞭然。この事業の意義は「地域の雇用失…

飯能の資源ごみ回収

東飯能駅近くを走っていたら、何か網袋が所々あるのに気が付きました。何だろうな、と思って見ていたのですが、ピーンときました。飯能市の資源回収用ネット袋です。 これはペットボトル回収用網袋で、相当近い距離であちこちに置いてあります。車を停めて検…

選挙の公約

首長選挙におけるローカルマニフェストについては、公職選挙法の解禁で平成19年3月からビラの配布が可能となりました。A41枚の両面で1万6000枚が市長選挙では認められています。今回3人とも選挙期間中に公約を配布しました。しかし、財源や達成…

市長選挙

谷ケ崎照雄氏11166票、加藤清氏5828票、田中まどか氏4875票。 市長選挙は結局何も起こらず、日高市で行われてきた従来の選挙と結果は同じでした。3.11以降の社会情勢の変化を期待して何かサプライズを予想した人にとっては全くの見込み違い…

市ヶ谷、3市長パネルディスカッション

市ヶ谷で開かれたパネルディスカッションに出席。ディスカッションのメンバーは、1月のシンポジウムの時の発表者である熊谷千葉市長と山中松坂市長、それに今回は松本和光市長が加わる。 会場に少し遅れて入ると、松本和光市長が発表している所だった。 和…

新市長と総合計画・実施計画

第5次総合計画(平成24年度〜平成26年度)の新しい実施計画が3月に策定され、4月に配布されました。 実施計画とは、日高市の今後10年のまちづくりの方向を定めた総合計画を進めるための具体的に位置づけられた事業計画のことです。 総合計画は、基本…

行政改革大綱本番始まる

行政改革大綱の本番がようやく発表された。「個別改革事項」実行計画(アクションプラン)です。大きな柱は次の3つです。 ①公共施設の利用料金・開館時間・開館日の見直し ②補助金及び交付団体の見直し ③公共施設の老朽化対策 この3つは以前からの行政改革大…

高麗川駅西口土地区画整理事業

全員協議会での説明事項の第2。「高麗川駅西口土地区画整理事業について」 「使用収益開始率100パーセント達成」とある。 造成された土地については、使用収益を開始(換地)した後に権利者の土地利用が可能となるので、この率の達成は土地利用が促進されると…

国際興業バス路線継続候補事業者との交渉結果

全員協議会報告事項の第4.「国際興業バス路線継続候補事業者との交渉結果」企画財政部 企画課 現在までの交渉結果を一覧にまとめて提出してくれました。4月21日にもこの問題で書きました(http://d.hatena.ne.jp/hideoyok/20120421)。その時、文化新聞掲載…

高麗川中耐震補強改修工事 入札

2日行われた全員協議会協議会での報告事項の第一。 「高麗川中学校南棟耐震補強改修工事について」総務部管財課 「高麗川中学校南棟耐震補強改修工事に係わる契約の締結について」 この工事は、事後審査型一般競争入札(電子入札)の方式で告示され(4月5日)…

市長選挙

谷ケ崎照雄氏11166票、加藤清氏5828票、田中まどか氏4875票。 市長選挙は結局何も起こらず、日高市で行われてきた従来の選挙と結果は同じでした。3.11以降の社会情勢の変化を期待して何かサプライズを予想した人にとっては全くの見込み違い…

国際興業バス撤退、飯能補助金増額で決着

20日付で、市から国際興業バスの撤退問題について新しい情報がきました。 国際興業が地元バス業者と路線引き継ぎ交渉を行った結果、各社は引き継ぎは出来ないという事は、以前の情報でしたが、飯能市が赤字路線を含む全路線の運行を平成26年4月以降も強く望…

18.4%と15%の政治、原発再稼働と日高市のごみ有料化

以前から私の頭の中で、相互に関係ない2つのパーセントが何やらもやもやと引っ張り合ってきました。 一つは、原発再稼働の根拠としての電力供給不足のパーセント。 もう一つは、日高市のごみ有料化の根拠としての、紙ごみ混入率のパーセント。 もやもやとし…

女影で起こっている2つの出来事

女影でいま進行しつつある2つの出来事について書きます。 一つは、現在、検証が行われつつあり、対策が急がれる田んぼ埋立地からの悪水漏出問題。いまだ青黒い水の漏出が止まず下小畦川を汚染しています。春の水ぬるむ季節に、動くもの一つ見えず、澄んだき…

盛況? 国際興業バス

このバスは国際興業バスです。私が猿田で降りた後、交差点を左折したところです。 私がこの日猿田でバスを降りたのは2度目。なぜか。昨夜、アルコールが入る会合があって車を置いてきました。バスに乗って取りに行ったところ、降りて歩きだしてハタと気づき…

空き教室

小学校の卒業式に出席していた時、いつもの疑問がムクムクと起こってきました。 卒業生は2クラス54人。空き教室が多いということはいつも聞いていたが、実際の所いくつあるのか。武蔵台小学校だけでなく、日高市全体ではどうなんだろうという疑問です。 今…

イオンアグリ日高農場――第3回

平成23年9月1日に開場したイオンアグリ日高農場について、3回目の記事です。農場と言えば、どんな栽培を行っているのかが一番肝心なところ、これを書かないと農場に関する記事にはなりません。 栽培法は、前回に書いたイオンの10ヘクタールの栽培ビジネス…

議会最終日、副市長人事質疑

議会最終日、議案の採決です。33本の議案、請願2本、意見書1本。 市長提出の予算関係、条例関係33本は、付託された委員会で質疑、討論は済んでいて、審査結果は「原案可決」です。本会議では、それを前提として淡々とした進行です。 33本の議案は、総務福…

チップ埋立て田んぼから悪水

昨晩、川の様子がおかしいという連絡をもらって、今朝は7時過ぎに田んぼに。それから水利組合のメンバーと一緒に、田んぼにチップを埋め込んだ場所の実地検分を行いました。 チップを埋めたという一帯から、中央を走る水路に青黒い液が染みだしている。土が…

質疑と議会改革―その4

本会議での質疑が終わると、議案は2つの委員会に分けて付託され、翌日から1日づつ審議されます。全議員は、総務福祉と文教経済のどちらかに属することになっています。 予算審議は課別に行われます。決算審議と同じように、課の構成員が部長のもと、大名行…

質疑と議会改革―その3

各項目について、私の質疑の意図は次の通り。本会議での質疑は、予算全体あるいは大テーマを取り上げ、委員会で事業の項目を取り上げようという考えです。この意図通りの質疑ができるわけではない。 第1回目の答弁に対して、有効な第2、第3の質疑が重ねら…

質疑と議会改革―その2

議長に提出した質疑は次の通りです。実際は、議長に渡すわけではなく、事務局に提出し、事務局との項目の打合せになります。 12.3修正前質疑.pdf これが、事務局との打ち合わせの結果どうなったか。今までの質疑の経験からこの項目は拒否されるだろう、とい…

議案質疑と議会改革―その1

平成24年度予算に関する質疑が第1回定例会(3月議会)の重要な仕事です。 議案は次の3種類。 ・平成23年度補正予算(一般会計、特別会計)関係が7本 ・平成24年度一般会計予算と7特別会計予算の併せて8本 ・条例が6本 この全21本の議案に対しての質疑…

岩手県木くず受け入れ実証試験

議会開会に続く全員協議会で、「岩手県木くず受け入れ実証試験」に関する追加説明がありました。すでに配布体制に入った市民への説明手段についてです。下に掲載した資料です。既定のこととして執行部の出席はなく議長による資料説明でした。 県と市は、受け…

イオンアグリ日高農場――第3回

平成23年9月1日に開場したイオンアグリ日高農場について、3回目の記事です。農場と言えば、どんな栽培を行っているのかが一番肝心なところ、これを書かないと農場に関する記事にはなりません。 栽培法は、前回に書いたイオンの10ヘクタールの栽培ビジネス…

イオンアグリ続き

イオンアグリ創造(株)日高農場 ・平成23年9月1日に正式開場 ・面積6.8ヘクタール ・農場は田波目地区の25カ所に散在 ・栽培作物はハクサイ、キャベツ、カボチャ等の重量野菜 ・栽培方法は通常の慣行農業 ・反当たり賃借料は無料〜5000 ・社員3人+パート2…

日高市介護事業計画を読み解く

これは全員協議会で配布された「日高市介護保険料基準額の見直しについて」という資料です。 第5期介護保険事業計画での保険料をどう決めるか、その結果、日高市の介護保険料の基準額はこうなった、という説明資料です。 これに先立って、12月議会でも高齢…

財源不足を何で埋めたか

市のホームページに「平成24年度一般会計予算の要求状況について」が掲載されています。またその数値資料として、次の3つの表が添付されています。これについては、以前書きました。 これらの様式のデータは、今年初めて公開されたものです。予算編成過程に…

全員協議会での質問

前にも触れたように、全員協議会の報告は次のようなテーマです。何点か質問しました。 全部、一般質問に取り上げてもいいような大きなテーマです。この報告事項が一般質問の締め切り直前に出てくるので、ここで報告された内容が質問に反映できないと言う事情…

水辺再生事業

9時30分から横手神社境内で行われた埼玉県水辺再生事業の完成式典。 これは横手神社前の約400メートルの高麗川河畔を整備して遊歩道を建設した工事です。埼玉県が知事の目玉事業として、平成20年度から県内100箇所で進めてきた川の再生事業の一つで…