自然農業

水は正直

田んぼ、昨年は隣の田んぼも作りました。前作者が余りの泥田にあきらめて1年で撤退した後を受けての仕事だ。堀の右側がそれ。一番上にまだ稲が残ってます。稲刈りの年越しは初めてです。もともと11月に実る超晩生のイネなのだが、水が引かず刈り取り機を入…

思いを新たに

今回も、日本葡萄愛好会の総会に佐藤忠吉氏が参加されていました。佐藤さんの姿を拝見することも総会にくる目的の一つ。100歳に近いので、最近の会合ではお付きの人が付いてくることもあったが、今回はお一人です。島根から飛行機と電車を乗り継いで来られま…

日本葡萄愛好会総会

この時期の総会には、毎年スケジュールが合わずなかなか行けないが、今年は日程重ならず参加。忙しいのだが、1年に1回か2回しか合えない各地のブドウ栽培者やワイナリーの話しを聞きたい。それに、12月に亡くなった理事長のお墓参りもあります。 圏央道を…

平成27年 新年

平成27年の新年。 議員の任期もあと4カ月、早い! 活動をああしよう、こうしよう、と思っていたイメージにはほど遠い。 その場その場での、地方自治の仕組みと課題解明に終始してきた感があります。 掲げた目標の実現と未だ接近できていない課題の発掘に全…

白菜

今年も巻く前に寒さ到来。毎年、同じことの繰り返しです。 無肥料で白菜ができれば畑が出来ている証拠、と言われます。 どうしても撒くのが遅くなってしまうので生育期間が足らなくなってしまいます。 それでも味は抜群、味噌汁に入れて食すると、しみじみと…

そばの脱穀

以前から頼まれていたそばの脱穀です。 久し振りにカッター付きの脱穀機を引っ張り出す。これはネットで購入したものです。使用頻度も少なく、カッター付きのめずらしい機械で、しかも引き取り前提という条件でエアポケットに入ったような低金額での落札でし…

2人の“帰農者”が気付いたこと

チップ埋立てで悪水が出て今年の田んぼをどうするか、お二人の方と農道や畔で立ち話をしたことがありました。お2人とも退職して日が浅いか退職寸前です。 今まで草を生やして管理していた田んぼを再開。元は農家ですから“帰農”です。取りあえず草田んぼを耕…

2枚目の田植え

もう1枚の田んぼの田植えを何とかやりました。こんな遅い時期に、ということは問題ではない。不完全ながら代掻きまでやったのだからとにかく植えなければならない。新しく田んぼと畑の同志となったHさんと、ハシゴを引きずりながらの平滑作業をやったのだ…

貧相な1本植えが成長して

苗1本の田植え直後の見かけは何とも貧相な田んぼで、これで本当に米はとれるのか、誰でも心配になるでしょう。しかし、短期間で確実に分けつが進み、のびのびと育っていきます。 一見して種類が異なる大きいのや小さいのや、ゲンゴロウがたくさんいます。

わずかだが田植え実行

何とかやった! 水がたまる一番下手、広さは2畝くらいか。その上手の1枚までできるかどうか。 今年はヤマからの湧水が豊富だ。溢れ返っている。この調子なら川の水を使わなくても済むかもしれない。

有機農家F氏

JR東日本が「駅からハイキング」で女影コースを設定して約1000人が日高市の田んぼと平地林の景観を楽しんだ日。出発地の高萩駅には産業振興課、観光協会のアレンジで出店ができました。数時間して戻ってくるハイキング客に日高市の産物や地元野菜をお土産…

陸前高田のカキガラ肥料

小鹿野町の友人、岩田町議が陸前高田で作られたカキガラ粉末を持ってきました。100パーセントカキガラで海草をいれてミネラル分を補っている。とりあえず使ってみて何か感想があったら教えてくれという。 陸前高田の広田湾はカキの養殖が盛んで、以前から…

生活の根源としての田園

12日朝ののTV、ビル屋上の緑化がテーマでした。構えてみる番組ではなかったので聞き流していたのだが、イネを植えるという言葉が聞こえてきたので振り向いて見ると、屋上に田んぼの絵です。 屋上緑化は、政府も自治体も温暖化対策事業として熱心に補助を…

心意気だけは

今年は田んぼをやるぞ、と大見得を切ったところが、汚水問題でどうしようかと様子見になっていました。とりあえずモミを天恵緑汁に漬けておき、それを庭の木陰に置いたままにしておいたら目を出してきました。 赤玉土も購入し駐車場に積んでおいた、後は時間…

堰の大掃除

例年行っている田んぼの堰づくり。水利組合のメンバーが集まって溜まった泥や砂をさらい、新しく堰を作ります。今年はコメ作りが出来るかどうか分からない状態で、どうするか皆迷っていたが、当面は湧水で間に合いそうだから例年の半分ほどの面積を作るとい…

リンゴ農家、木村秋則氏

数日前の深夜、風呂に入ろうとして椅子から立ち上がったら、NHKアーカイブスがリンゴ農家、木村秋則氏の映像を流し始めた。久しぶりです。木村秋則氏の情報に接するのは。 木村氏の本は、出版されたものは大体読みました。エッセンスは最初の1、2冊に込…

“赤と黒”春の畑で

貴重な写真が撮れました。めずらしくもあり、また嬉しい写真でもあります。 明海大学の歯科に行った帰りのこと、畑を見ながら運転していると、珍しいアタッチメントを付けたトラクターがありました。草刈り用だとはすぐ分かったのですが、この辺ではめったに…

遊休田んぼ

昨年作らなかった田んぼ、いまこんな状態です。 一面に冬草が被っていて、この中にレンゲが茂っています。驚いた。レンゲがこんなに増えているとは。何年か前からチラホラと姿を見せ、タネがこぼれて1年ごとに倍々の感じで増えてきました。レンゲは結構、環…

師匠に久し振りに会う

女影の川の観察に行った際に、久しぶりに師匠の所に寄りました。 年末に会った時は元気だったが、調子はどうだろうか。今日は暖かい。いつものストーブ小屋にはいないだろうと思って行ったら案の定留守でした。パチン、パチンという音がする方に行ってみたら…

里川の現状

田んぼの川を見に行きました。ポンプ小屋のそばの橋の上から水面を観察していたら、トラクターを運転してM氏がやってきました。トラクターを停めて降りてきて、開口一番。 「おーい、川を何とかしてほしいよ。こんなじゃ、どーしようもないよ」 現状を話し…

イオンアグリ日高農場――第3回

平成23年9月1日に開場したイオンアグリ日高農場について、3回目の記事です。農場と言えば、どんな栽培を行っているのかが一番肝心なところ、これを書かないと農場に関する記事にはなりません。 栽培法は、前回に書いたイオンの10ヘクタールの栽培ビジネス…

悪水さらに溜まる

昨日に続き、下小畦川の現場を点検し、下流に行ってみました。埋立地では漏出水が滞留してひどい臭いを発しています。油分が表面に浮き水に青黒さがある。公会堂近くの川底には例の房状のものがある。 高萩公民館下の深くなったたまり水のところには鯉が泳い…

チップ埋立て田んぼから悪水

昨晩、川の様子がおかしいという連絡をもらって、今朝は7時過ぎに田んぼに。それから水利組合のメンバーと一緒に、田んぼにチップを埋め込んだ場所の実地検分を行いました。 チップを埋めたという一帯から、中央を走る水路に青黒い液が染みだしている。土が…

じゃがいも植え

友人が手伝ってくれるというので、じゃがいもを植え。何カ月ぶりかの農作業です。友人は農作業経験が豊富で、私よりも多彩な野菜を作っていました。 専門的な見地から吟味した食材としての野菜作りをもう何年も経験しており、その意味ではプロです。できれば…

田が荒れる

震災関係のテレビを見ていて、コメ作りの話になると、必ず出てくる言葉があります。 「田んぼは1年でも耕さないと荒れてしまう」 このコメントがよく出ます。農家の発言として、あるいは、レポーターやアナウンサーが農家を取材したコメントとしてです。稲作…

イオンアグリ日高農場――第3回

平成23年9月1日に開場したイオンアグリ日高農場について、3回目の記事です。農場と言えば、どんな栽培を行っているのかが一番肝心なところ、これを書かないと農場に関する記事にはなりません。 栽培法は、前回に書いたイオンの10ヘクタールの栽培ビジネス…

イオンアグリ続き

イオンアグリ創造(株)日高農場 ・平成23年9月1日に正式開場 ・面積6.8ヘクタール ・農場は田波目地区の25カ所に散在 ・栽培作物はハクサイ、キャベツ、カボチャ等の重量野菜 ・栽培方法は通常の慣行農業 ・反当たり賃借料は無料〜5000 ・社員3人+パート2…

冬枯れの田んぼで

収穫した野菜。ホウレンソウとシュンギクは播いたもの。コマツナとワサビナはこぼれたタネから自然に生えたもの。 この大霜の時に、これだけきれいなシュウギクが採れるのは最高だ。トンネルも何も霜除けはやっていない。シュウギクは一番好きな葉物なので、…

サツマイモはなぜ太ったのか

収穫したデカ太りサツマイモのことが知りたくて、県の農林総合研究センター園芸研究所の露地野菜担当に電話してみました。 応対に出た女性に、状況を簡単に説明し担当者を、と言ったら自分が担当であるとのこと。彼女は、そういう報告は聞いたことがないが実…

無念の証と特大未分化サツマイモ

デジタルカメラに残っていた写真を消そうと思ってパラパラ見ていたら、こんな写真を撮っていました。 これは、畑に実った稲穂です。そうです、今年のコメ作り用に畑に作った苗床の中で生き残った稲が何本か実りました。 3反分作った苗箱を、とうとう植える…