日高市介護事業計画を読み解く


 これは全員協議会で配布された「日高市介護保険料基準額の見直しについて」という資料です。
 第5期介護保険事業計画での保険料をどう決めるか、その結果、日高市介護保険料の基準額はこうなった、という説明資料です。
 これに先立って、12月議会でも高齢者福祉計画と介護保険事業計画の見直しに関する資料が配布されています。一応、見直しのアウトラインが示された上で、今回の保険料見直しの報告ですから、段取り踏んでの説明です。
 しかし、この複雑な仕組みを完全に理解しようとしても土台無理な話と思っていたが、今回の説明を聞いて、ほとんど理解できませんでした。
 資料の中の項目文章の末尾は、「以下の通りです」と「図ります」です。
 何が分からないかというと、「以下の通り」というところに決まったまでの経過が分からない。その前段階、つまり国の方針がどう変わってそれを日高市ではどう反映しているのか、という部分は口頭の説明となるのであるが、その説明に過不足は当然あるので、どうしても理解はつながりません。
 そこで、この資料を“すんなり”とまで言わなくても、ジグザグにでも理解できるような、ブースター(補助)説明資料がないか、捜しました。適当なものがあれば、それを副読本にして読み解いてみようということです。
 ありました。突き合わせながら読んでみたらクッキリと理解できました。
 その資料がこれです。
 「第5期計画期間における介護保険料の設定について」
 (第6回久留米市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画推進協議会資料)
 平成23年12月 久留米市健康保険部 介護保険課・長寿支援課
 いろいろ資料を探して当たってみたが、「副読本」として、この資料が一番よかった。簡潔でポイントが分かる。
 関心ある方はご一読を。突き合わせながら、です。
http://www.city.kurume.fukuoka.jp/1050kurashi/2080koureikaigo/3090keikaku/4010keikaku/files/2011-1206-1048.pdf