高麗川駅西口土地区画整理事業


 全員協議会での説明事項の第2。「高麗川駅西口土地区画整理事業について」
 「使用収益開始率100パーセント達成」とある。
 造成された土地については、使用収益を開始(換地)した後に権利者の土地利用が可能となるので、この率の達成は土地利用が促進されるという意味において、区画整理事業の事業評価の重要な指標であることは分かる。
 しかし、保留地の処分状況、財源と事業費の関係及び税源としての評価等の投資効率はどうなのであろうか。実態数字への言及だけであって、そういう議論は今までほとんどなされていないようです。
 ちなみに、最近時(平成23年度)での議会一般質問での、高麗川駅西口土地区画整理事業についての答弁からの抜粋。
 「当事業は昭和58年4月25日に事業計画決定の公告を行い、現在までに28年が経過しております。当初の事業計画の総事業費につきましては37億1,000万円でございましたが、現在の事業計画では149億円となっております。当事業の保留地処分金の総額につきましては、現在の事業計画において10億7,012万7,000円となっております」