2010-01-01から1年間の記事一覧

山口百恵、二度目の偶然

何かずいぶん思わせぶりなタイトルですが、私が偶然、2回、NHKが深夜放送した山口百恵の最後のコンサートを見た、というだけのことです。2回とも午前2時ごろの時間だったと記憶しています。 NHKもこんな時間に再放送をずいぶんやっているのです。それ…

直接支払う先はどこか――TPPについて

完全自由化されれば、最も影響が出るのはコメです。 価格が大幅に下がることは、需給の原理からして理の当然。しかし、専門家の検証は、農水省や農協のいう「日本のコメ農家壊滅」はあり得ないという。内外価格差は縮まっているので、言われるほどダメージは…

大穴

イノシシが畑であけた大穴。直径1メートル、深さが30センチほどあります。こんな大穴を見たのは初めて、イノシシの執着のほどが分かります。 その執着のもとはヤマイモです。ここには以前ヤマイモを植えたことがあり、2、3個取り忘れたものが毎年つるを伸…

私は考えを変えようと思う――TPPについて

参加か不参加か揺れていたTPP(環太平洋パートナーシップ協定)に対する日本の方針は、参加の方向をにじませたあいまいな色彩になったようです。民主党のどの政策もみな後退や玉主色や曖昧になるなかで、TPPが参加となるのか注目していましたが、やはり…

水が抜けない田

午前中、自治会の高木伐採委員会。5、6丁目に沿う山地の高木が日照を妨げている問題です。過去、十数年にわたっていろいろな問題が重なってきた経緯があり、なかなか難しそうです。今日は、現状を正確に把握し情報共有ための意見交換です。いろいろなこと…

はざがけ日和

はざがけ3日目。秋晴れの稲刈り日和です。田園の美しさは格別で、この空の下での作業は楽しく、一人黙々と作業をしていても気持ちは軽やかです。 南小畔川の水量は非常に多く、早瀬の水が陽光に輝いて光っています。いまは、宮沢湖からの田んぼの用水は止ま…

棒が手に入った!

はざがけ2日目。どんどん掛けていかなければならないのですが、棒が足りません。昨日は、とりあえず女影の田んぼ用の棒を持ってきて始めましたが、これ以上持ってきても、結局足らなくなるだけ。さて、どうしようか。 棒が不足することは分かっていましたか…

新しい田んぼ、見事な倒れっぷり

先週見たときに、倒れる気配がありましたが、昨日行ったら本当に見事な倒れっぷりでした。これはどうしたことか。あれほど、俺の稲は絶対倒れない、と豪語してきたのに、これでは「ほら吹き」になってしまうぞ。 それにしても、こんなに倒れるのは初めてだし…

ギアオイルの栓、ふとしたヒントで成功

予報によると、雨が過ぎれば天気がよくなりそうです。稲刈りに完全出動です。しかし、先日の稲刈りでとうとうギアオイルの仮栓がとれてしまいました。穴の開いたゴム栓にネジを詰めてしのいでいましたが、振動で浮いてどこかに落ちてしまったようです。出動…

雨によきもの

また雨です。大きな台風が関東に直進です。前日の夕方田んぼを見に来た時、後のはざがけが倒れていました。どうやら雨の重みで支えていた3本のうちの1本が折れたようです。その修復と、苅ったままにしてあった稲を整理して棒に掛けなければと雨の中の出陣で…

伐採現場再び

マミーに買物に行ったとき、例の斎場前の伐採場に大量の丸太が積んでありました。今回は太い丸太が大半です。見に行きました。丁度、1時前後だったので作業員の休息が終わった頃でした。 4人います。とすると、この間社長と話したとき、遠くで作業をしてい…

異常、「こんなことは初めてだ」

今年はいろいろな異常が出ました。猛暑で一等米は少なく、米農家の収入が減ったことが報じられていました。有機農家も例外ではありません。この原因は暑さや虫の発生でモミの生育が損なわれたことです。師匠の米も暑さで稲が疲れたためか米粒が小さいとのこ…

稲刈り、ようやく着手

ようやく稲刈りに着手にしました。1週間前にバインダーは田んぼに持っていってあったのだが、天気と時間の都合がうまくいかず、やっとです。 稲刈り着手前の田んぼ。このように遠くから見ると、たわわに実った稲がぎっしりと詰まっているように見えます。と…

イノシシと知恵比べ

夜10時過ぎに軽トラを畑の入口に置いて帰る途中のことだった。すぐ近くに幼稚園の畑があります。先日、イノシシにサツマイモを全部喰われてしまって、園児たちは残ったチョボチョボの芋ほりをしました。 暗闇の中で突然「ブホッ」という声がしました。そして…

介護保険申請でわかったこと

母が8月に要介護を認定されて2カ月が過ぎました。その間、ケアマネージャーと相談しながら何種類もの書類を書き、サービスを受ける手続きを経験してみて、介護保険の仕組みがようやくわかってきました。 福祉の制度や実態についてよく知らなかったので、3…

「あれは何だろう」に行ってきました

「若い林業家がんばれ」と「あれは何だろう」と、森林と樹木について感じたことを続けて書いたら、早速、森生さんからコメントをいただいた。さすがこの二つのことに関しては目ざとい。補って頂けるしヒントもあるので嬉しいです。そうでなくても誰も読んで…

新しい公共と「あっ工藤だ」

17日に嵐山の国立女性会館に行きました。年に一度の日高市ライブリーカレッジの宿泊学習です。今回は、土曜日の夜に自治会役員会があったために宿泊せずに2日目だけの出席です。8時に家を出てちょうど9時に到着。 年間スケジュール表に書いてあった「こ…

あれは何だろう

あれは何だろう? 病院4階のレストランから見える山腹の伐採地です。 高麗川の対岸、正面に見える山腹が伐採されたのは、今年の初めだったろうか。この辺では珍しいかなりの規模の伐採でした。その時から、何のための伐採か、関心を持って眺めてきました。 …

若い林業家がんばれ!

何日か前から斎場近くの山中で木を切っていました。間伐のようだと思い、買い物に行ったついでに、ゴルフ場へ行く道に車を止めて見に行きました。間伐を大掛かりにやるのはめずらしいことです。西武鉄道のような大手の会社の持ち山だからこれだけの間伐がで…

リハビリの時

午前10時、母のリハビリ診察で病院にきました。内科の診療を受けてリハビリ室で約1時間強、リハビリの各種メニューを受けます。 今日は、日和田山の上にもくもくと入道雲がわき、夏日の様相です。今年の夏の暑さをふと思い出しましたが、吹き渡ってくる風の…

介護保険申請でわかったこと

母が8月に要介護を認定されて2カ月が過ぎました。その間、ケアマネージャーと相談しながら何種類もの書類を書き、サービスを受ける手続きを経験してみて、介護保険の仕組みがようやくわかってきました。 福祉の制度や実態についてよく知らなかったので、3…

稲刈り、ようやく着手

ようやく稲刈りに着手にしました。1週間前にバインダーは田んぼに持っていってあったのだが、天気と時間の都合がうまくいかず、やっとです。 稲刈り着手前の田んぼ。このように遠くから見ると、たわわに実った稲がぎっしりと詰まっているように見えます。と…

伐採現場再び

マミーに買物に行ったとき、例の斎場前の伐採場に大量の丸太が積んでありました。今回は太い丸太が大半です。見に行きました。丁度、1時前後だったので作業員の休息が終わった頃でした。 4人います。とすると、この間社長と話したとき、遠くで作業をしてい…

山並みを望見して

地区の体育祭前日、自治会の役員として準備に参加しました。小学校での準備作業が終わった午後の後半の時間。久し振りの夏日の到来で暑かったのですが、空気が澄んで秋の気配が感じられました。学校敷地内のタイヤキ山頂上に上がり、遠くの山並みを望見、久…

自治カフェの帰りに噂のカフェに寄る

コーヒー通の友人からかねて、日高と坂戸の境の辺に、おいしいコーヒーを飲ませる喫茶店があると聞いていました。辺鄙なところにあるのに千客万来の由。旨いコーヒーと聞けば一度は飲んでみたいと思っていました。 坂戸の高麗川の川向う、城西大学に行った帰…

里山の景観の中で実りの予感

日の傾きが早くなってきました。木々の陰影と空の雲の趣に近づく秋の気配を感じます。粒の肥大に伴って、穂が重た気に下を向き始めました。予想以上の出来です。 女影の田んぼとは土質が全く違うこの田んぼの米の味はどんなものか。サイボクで米を販売してい…

新しい田んぼ

2カ月の間、入退院を繰り返した母は、ようやく退院の目途がつきました。背骨の圧迫骨折の痛みに耐えかねて入院し、良くなって退院してすぐ再発、2度目の入院でした。 94歳にして初めての介護保険の御世話になることになりました。今までは、介護保険など無…

田んぼにカモが来て、コバトは去った

今年も田んぼにカモがやってきました。この間まで、隣りの田んぼに電池で発声する自動装置が据え付けられていて、一定の間隔で聞いたことのない鳥の声が出ていました。 カモは植えたばかりの水面に滑空着陸して苗をなぎ倒すので、カモを脅して、寄せ付けない…

夏は来ぬ

妻は朝起きてくると、昨夜も明け方にホトトギスが鳴いていた、と言います。そして、小学生の音楽の時間に歌った「夏は来ぬ」の一節の“忍音もらす”という表現の良さをいいます。そういえば、3時ころまで起きていた時、くぐもった鳴き声を聞いたことがありま…

しろかき

ようやく、しろかきを終えました。 疲れたー……。以前は、こんなに疲れることはなかったような気がするが。 年かなぁ、とも思います。タテ・ヨコそれぞれ3〜4回耕運機をかけていきます。それだけでも大変な物理的運動量で、まず普通の人ではこなすのは無理…