有機農業

思いを新たに

今回も、日本葡萄愛好会の総会に佐藤忠吉氏が参加されていました。佐藤さんの姿を拝見することも総会にくる目的の一つ。100歳に近いので、最近の会合ではお付きの人が付いてくることもあったが、今回はお一人です。島根から飛行機と電車を乗り継いで来られま…

日本葡萄愛好会総会

この時期の総会には、毎年スケジュールが合わずなかなか行けないが、今年は日程重ならず参加。忙しいのだが、1年に1回か2回しか合えない各地のブドウ栽培者やワイナリーの話しを聞きたい。それに、12月に亡くなった理事長のお墓参りもあります。 圏央道を…

有機農家F氏

JR東日本が「駅からハイキング」で女影コースを設定して約1000人が日高市の田んぼと平地林の景観を楽しんだ日。出発地の高萩駅には産業振興課、観光協会のアレンジで出店ができました。数時間して戻ってくるハイキング客に日高市の産物や地元野菜をお土産…

リンゴ農家、木村秋則氏

数日前の深夜、風呂に入ろうとして椅子から立ち上がったら、NHKアーカイブスがリンゴ農家、木村秋則氏の映像を流し始めた。久しぶりです。木村秋則氏の情報に接するのは。 木村氏の本は、出版されたものは大体読みました。エッセンスは最初の1、2冊に込…

イオンアグリ日高農場――第3回

平成23年9月1日に開場したイオンアグリ日高農場について、3回目の記事です。農場と言えば、どんな栽培を行っているのかが一番肝心なところ、これを書かないと農場に関する記事にはなりません。 栽培法は、前回に書いたイオンの10ヘクタールの栽培ビジネス…

イオンアグリ日高農場――第3回

平成23年9月1日に開場したイオンアグリ日高農場について、3回目の記事です。農場と言えば、どんな栽培を行っているのかが一番肝心なところ、これを書かないと農場に関する記事にはなりません。 栽培法は、前回に書いたイオンの10ヘクタールの栽培ビジネス…

イオンアグリ続き

イオンアグリ創造(株)日高農場 ・平成23年9月1日に正式開場 ・面積6.8ヘクタール ・農場は田波目地区の25カ所に散在 ・栽培作物はハクサイ、キャベツ、カボチャ等の重量野菜 ・栽培方法は通常の慣行農業 ・反当たり賃借料は無料〜5000 ・社員3人+パート2…

イオンアグリ日高農場

イオンアグリ創造(株)。日本最大の流通企業であるイオングループの農業部門で、昨年、日高市で農業を開始して話題になりました。イオンはあれだけの規模ですから、スーパーで販売する農産物を大量に調達する必要があります。今までは、生産者との契約栽培…

直接支払う先はどこか――TPPについて

完全自由化されれば、最も影響が出るのはコメです。 価格が大幅に下がることは、需給の原理からして理の当然。しかし、専門家の検証は、農水省や農協のいう「日本のコメ農家壊滅」はあり得ないという。内外価格差は縮まっているので、言われるほどダメージは…

私は考えを変えようと思う――TPPについて

参加か不参加か揺れていたTPP(環太平洋パートナーシップ協定)に対する日本の方針は、参加の方向をにじませたあいまいな色彩になったようです。民主党のどの政策もみな後退や玉主色や曖昧になるなかで、TPPが参加となるのか注目していましたが、やはり…

5年遅れのシイタケ

シイタケがたくさん出てきました。このほだぎは、菌を植えてから5年近くもサッパリシイタケが出ないので、片付けてしまおうと思っていました。それがこの暖かさと雨のせいか、続々と出てきました。 不思議なことです。同時に別の菌を植えたほだぎは、すでに…

不耕起の稲作りに情熱を燃やした日高の青年

稲作の方法は、人によって千差万別、田の条件によってみな異なる、と言っていいほどです。しかし、基本的な考え方とそれを実行する方法の違いでいくつかのタイプに分かれます。 農薬と化学肥料を使う従来のやり方(慣行農法といいます)は、全国ほぼ共通で基…

吉田太郎氏の「キューバの有機農業」紹介がおもしろい

小川町からの「吉田太郎」情報 昨日、ゲバラとキューバの有機農業について書き、その中で、吉田太郎著『200万都市が有機野菜で自給できるわけ』という本について6年前に書いた文章について触れました。ところがその原稿を書いているちょうどその時、配信され…