水が抜けない田

 午前中、自治会の高木伐採委員会。5、6丁目に沿う山地の高木が日照を妨げている問題です。過去、十数年にわたっていろいろな問題が重なってきた経緯があり、なかなか難しそうです。今日は、現状を正確に把握し情報共有ための意見交換です。いろいろなことが分かり有意義でした。
 午後から女影の稲刈りへ。
 
 家の裏の生垣のサザンカがたくさん花を付けました。寒さに向かってこれからどんどん咲きます。畑の軽トラを取りに行こうと下を通りかかると、巨大なハチがいました。まさに“巨大”と言うにふさわしい大きさです。5、6センチはあります。
 一箇所にホバーリングできる、大きな蛾とチョウチョの中間のようなものを、花が咲いているところでよく見かけます。それが何と言う名なのか知りませんが、それとは明らかに違います。確かにハチ、この大きさはスズメバチに違いありません。それにしても大きい。花のみつにご執心の間にそっと撮りました。

 途中、新しい田んぼに寄って昨日の作業の点検をし、残った棒を積んでいきました。
田んぼにアマガエルが何匹かいました。カエルを見かけるとほっとします。女影の田んぼにはアカガエルがたくさんいました。雑木林と行き来する習性を満たす環境にあったからです。その林も住宅用地に開発されました。来年はアカハエルがくる田んぼに何か変化はでるのだろうか。

 その女影の田んぼの稲刈り。先に刈って掛けてある稲はもう乾燥が進み、脱穀可能に。半分以上残っているのを早く刈らなければならないが、水抜き用に切った畦に大量の水が流れています。そのはず、田一面に水です。
雨で雑木林に浸透した水が谷津に湧き出し流れ出しているのです。入水用の水路には、山からの水が勢いよく流れています。上の田にも沁み出した水が、一番下の私の耕作田んぼに流れてきて溜まります。
 それに例のミソハギの群生。
 ミソハギと稲を一緒に刈ってしまえば簡単だが、それでは、ほとんどミソハギ刈りになってしまう。そこでミソハギを刈ってから稲刈り機を動かすことにしました。棒の使用を節約し、脱穀の作業効率を上げるためには、この段階で時間が多少かかってもこの方法がよさそうです。6列やって暗くなって終了。