無念の証と特大未分化サツマイモ

 デジタルカメラに残っていた写真を消そうと思ってパラパラ見ていたら、こんな写真を撮っていました。

 これは、畑に実った稲穂です。そうです、今年のコメ作り用に畑に作った苗床の中で生き残った稲が何本か実りました。
 3反分作った苗箱を、とうとう植えることができず、そのまま放置してしまいました。7月半ばまで少しでも植えるつもりで管理していたが、無念の断念。後は見るのも嫌で草の中に放置してしまいました。
 内心は、このまま畑に置いておくとどうなるか、穂を出すのかどうかに興味があって、近づくのは嫌ながら遠くからそっと眺めていたという次第。
 来年は、必ずやろう。あの動植物が一体となってざわめく田んぼを。
 稲穂の向こうに見えるのは、サツマイモの葉。買ってあった苗が枯れそうになったので、約50本くらい手当たり次第に植えたのが、猛烈な勢いで伸びた。
 サツマイモの苗は萎れてしまったくらいのを植える方がいいというのが定説。植えてしまえば何とかなる、後は放っておけばいいのだから。

 そして、その結果がこれ。どれも肥大した特大のサツマイモです。よく見ると、タテに凹凸が走っている。どうも一つ一つのイモが分かれずくっ付いたまま肥大したらしい。
 この特大イモが草ボーボーの中からゴロゴロ出てくる。思いがけずの収穫だ。このイモが分化しないのはなぜか気になるが、後で調べよう。