一般質問提出

何とか一般質問を提出。先にメールを送って点検を御願いする。内容と配列に全精神を集中して書くので、一言多かったり、あるいは少なかったりする。その辺を事務局が点検をしてくれるのだが、言葉の配列や語尾の修正をすることによって質問の趣旨が明確になり、意図が鮮明になる。これは非常に有り難いことです。自分としては、十分に注意しながら書いているつもりだが、頭が沸騰している状態で書き余韻が残るまま提出するので、文章にそれが出ていることもあります。
最終段階になってから、あるテーマについていろいろ調査したり聞いたりしたことが、直感を裏付ける形で、あるいは直感を裏切る形で、明確な意味を持って立ち上がってきます。引き出しにあるテーマ候補に早く照準を当てて準備すればいいのだが、新たな事案の発生や繰り返して追求するテーマの選択を考えて行く。そういう状態で試行錯誤しつつ15回の質問を行ってきました。
さて、今回の一般質問。
市の力、いろいろな意味での力、市長のリーダーシップ(角度によっていろいろな意味が考えられる)や組織の企画力・発想力・縦割り横断力及び情報収集・開示・説明力さらに住民との協働推進力など、総合力が試される計画が山積しています。住民は自分が住むところで、生活に影響する国の巨大計画が進行しつつあることを知らないと思います。
質問では、それらを一覧しつつ、推進力の検証と実行する組織の実態を、定員適正化を例にとって明らかにしようというわけです。大きく構想しましたが、最初の質問時間は20分以内、どこまで迫れるか。17、8分を目途に切り上げないと後の答弁と必要な再質問の時間がなくなります。
さらに、あと2問、社会保障と税の一体改革に関わる2つの大きな計画である、子ども・子育て支援事業計画と介護保険事業計画についての質問があります。主要な論点の最終確認・訂正を求めること。特に高齢者福祉計画・介護保険事業計画は、何度、全64ページの計画案を読んでも同じ印象を持ったので、全体性を問う質問内容となりました。

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1 企画財政部関係について

1 地方創生について
(1)地方版総合戦略と地方人口ビジョンの策定について、市の基本方針は何か。
(2)緊急的取組、2015 年度の取組、2016 年度以降の取組と、時間的配分も考慮されている中で、メニュー選択の方針は何か。
(3)戦略等の策定において、議会や住民関与と庁内横断及び縦割り排除の情報提供と説明のフラット化が必要と考えるが、市の見解は。
(4)上記を踏まえた2015年度中の戦略等の策定に向けての予定は。

2 平成27年度策定の主要計画について
(1) 公共施設等総合管理計画及びインフラ長寿命化計画は、「将来推計と市民ニーズを踏まえた公共施設管理に関する調査研究」以後、地方版総合戦略と同様の情報共有性と縦割り横断性を踏まえてどのような進捗状況か。
(2) 公共施設の老朽化対策を除く第3次行政改革大綱の個別改革事項はどのような進捗状況か。
(3)平成27年10月稼働予定のマイナンバー制度への対応は、どのような進捗状況か。

3 企画課は企画調整をどのように行っているのか。またその必要性について

4 定員適正化計画について
(1)社会保障と税の一体改革のほか、以上のような全市的課題や権限移譲と国の要請に基づく計画や高度な事務事業が重なっている中で、住民の生活と権利を守る行政活動が、職員350人を目指す計画で妥当か。
(2)定員適正化の目標設定の理由は何か。

2 健康福祉部関係について
1 第6期日高市高齢者福祉計画・介護保険事業計画(案)について
(1)計画書案には地域包括システムへの移行や在宅医療が加わり、地域ケア会議を中心とした体制になったことなどを含めての重点施策になっていないなどの不十分さ及び説明データの不足などがあると思われるが、市の見解は。
2 日高市子ども・子育て支援事業計画、次世代育成支援行動計画について
(1)3号認定の3歳未満の小規模保育をAに限定するか、既存特定教育・保育施設で吸収できないのか。また災害共済給付も施設にかかわらず同条件とすべきではないか。
(2)新制度を中心とする膨大な関連子ども・子育てメニューの情報を効果的に保護者に伝える方策を考えているか。
(3)計画の点検・評価等の進捗管理は新しい組織で行うのがベターではないか。