行田の県農業公社

 一昨日は、耕作放棄地再生緊急対策事業を担当する県の農業ビジネス支援課を訪問して話を聞いた。選管に行ったついでの連絡なしの訪問でしたが、快く時間をとって下さった。女影の件については詳しくではなかったが、すでに情報は伝わっていました。事業の仕組みについての説明を聞くことができ、私の知識不足を補うことができた。
 せっかくの情報収集の機会だと思い、埼玉県農林公社の話も聞くことにし、一昨日に続き出かけました。今まで知りえただけで十分とは思ったが、行けば何かあるだろうと電話。明日から連休だから今日中にと頼み込み、向かった先は行田市郊外。
 雨の中、圏央道経由でも遠かったが、久しぶりの軽トラでのドライブ。最近はいつも急いで飛び出していくから乗用車の使用が多いが、やはり軽トラでの移動が気分爽快、私のバイオリズムに合っている。圏央道は何でこんなに空いているのか。
 荒川流域から利根川流域にかけての農業地帯を見て、埼玉県でもこんなすごい穀倉地帯があるんだと感心、驚きました。行田市郊外の農林公社は、その広大な田んぼ地帯のど真ん中です。利根川から引いているであろう用水は満々と水を湛え、この辺一帯を潤す力強さを象徴しているようだった。
 公社は整地を請け負う工事事業者であり、また女影の28軒の地権者から農地を借り、それをまとめて農業事業者に貸し出す中間借主でもあります。
 工事の面から見ると、国の資金の還流先の一つと言えるのではないかと思う。国の予算が直接、農林公社もメンバーとなっている耕作放棄地対策協議会に入り、そこから公社に振り向けられる仕組みになっています。
 ここでも汚水発生についての情報は届いていましたが、工事地図を前にして状況を説明。公社の役割は整地を終了した時点で一つの仕事を終えたといえますが、工事以降の貸し手としての役割からすればどうなのか。その辺の一般的な話を聞き関係資料の提供を依頼しました。