震災がれき(木くず)処理について市の追加説明

 全員協議会で、震災の木くず処理に関して追加の説明が口頭でありました。主な点は次のとおりですが、一部メモが不備のところあります。?のところがそうです。
・処理の対象は木くずのみ
放射線基準は、国の新しい基準値を適用
・住民説明は県と市が相談して(?)
・実証試験は3月中の早い時期
・実証試験の協定を県と太平洋セメントで結んだ(市も?)。
・実証試験の結果は議会と地区ごみ処理連絡協議会の報告
日高市HPでヨリ詳しく説明
・全員協議会で配布した資料を全戸配布(3月1日広報)
 情報を市民全体に知らせようという姿勢はあります。それはいいのですが、実証試験の結果をどのように説明するのか明確には分かりません。メモでは議会と協議会としてありますが、ここは確認しなければなりません。3月議会の一般質問で、震災木くず処理に関して3人が取り上げるので明らかになります。
 放射線基準を、4月より実施される厚労省の新基準を適用することは、事前の線量値からすれば、製造プロセスで排出されるガス濃度も製品としての数値もクリアできるという見通しを、太平洋セメントが保証したものと思われます。
 新聞報道によると、厚労省は、国民からの意見募集で80%が厳しくすべきという結果から新基準にしたという。これに対して、文科省放射線審議会は、2月16日に新しい基準を了承したうえで、必要以上に厳しいという意見を添えて答申した。数値がどのように変わったかは以下の通り(毎日新聞より)。
 《現在の暫定値》  ⇒  《新基準》
・年5ミリシーベルト ⇒ 年1ミリシーベルト
・飲料水:200     ⇒ 10
・牛乳・乳製品:200  ⇒ 牛乳50
・野菜:500      ⇒ 100
・穀類:500      ⇒ 100 
・肉・卵・魚:500   ⇒ 100
             乳児用食品:50