国際興業バス撤退延期

 市からの情報によると、国際興業がバスの廃止を1年延期したそうです。昨年の平成25年撤退のニュース以降、バス路線沿線では大騒ぎになって、その影響度がいかに大きいか、心配されてきました。
 しかしその後、誰が聞こうと25年春全路線撤退、というニュース以上の情報は出てこないで、疑心暗鬼ばかりが先立っていました。私も県に確認してみましたが、国際興業は1年前に事前通告しなければいけないことを知っているはずですからもうすぐ分かりますよ、ということだった。
 その通り、国際興業は県に告知をしてきたのですが、「1年延期」。しかし、撤退は変わらず地域に突き付けられた将来の不安は変わりません。1年延期したとはいえ、改めて期限を明確にしての撤退の意思表明によって、国際興業の路線維持はなくなったと見ていいでしょう。
 代わりにイーグルバスが入るから大丈夫と巷で言われています。責任ある地位にいる人もそう言っているようです。しかしただ単に、国際興業に代わってイーグルバスが入ればいいかというと、背景にはいろいろな問題があります。地域全体の交通、移動手段と言う観点から、利用者の目線で議論する必要があります。
 高麗川地区の住民に、イーグルバスのアンケート依頼がきました。
 イーグルバスは、平成18年4月から日高・飯能路線バスを西武バスから引き継ぎ、アンケートと運行データをち密にとって、改善を重ねてきました。今回のアンケートは6回目です。イーグルバス国際興業の撤退は直接的な関連はありません。しかしどこかで繋がっているような気がします。