中山松坂市長がテレビに

 議会運営委員会の研修視察から帰って、翌日から2日間の全国市町村研修財団の「自治体予算を考える」研修です。一旦母の所へ寄っていかねば、と9時過ぎに行く。
 テレビをつけると、見覚えのあるひげ面が写っていました。この顔は、三重県松坂市の中山市長です。途中からだったのでわかりませんが、地方自治体の行財政改革に関するドキュメンタリーでした。
 この間、シンポジウムで拝見したばかり。氏の考えの一端に触れて、さすが若い世代のリーダーでこれからの地方?(中央も?)の政治を担っていく人だな、と思いました。
 補助金改革を進めるため、市医師会への補助金削減の場面です。2千数百万を四百数十万?に削減するために、実際に市長が医師会と交渉する場面を映していました。場所は、夜間の公民館のようです。
 削減をけん制し市長を批判する医師会の発言がそのまま流れています。大丈夫かな、こんなことを流してしまって、とその時一瞬思いました。
 しかし、地方の都市で既得権益と闘うのは、想像以上に大変だと思います。松坂市は古い城下町で、こういう城を戴く都市の発言力の構造はがっちりと固められていることが多い。城はなくても、川越市についてもそういうことを聞いたことがあります。琵琶湖に研修に来ている地方議員からもよく聞きます。