「自治体予算を考える」研修

 26、27日と琵琶湖の研修。正確に言うと、全国市町村研修財団付属の全国市町村国際研修所が開催する「自治体予算を考える」研修です。面倒くさいので琵琶湖の研修と言います。
 今回は前日まで議運の研修で時間の余裕なく、朝7時に起きてコーヒーを飲む間もなく出発。12時40分のの入所受け付けに間に合わせないと。ギリギリに着いてロビーからそのまま教室へ行く。1泊入所のオリエンテーションを受けて早速研修開始。
 2日間の講師は木幡浩氏。木幡氏は地方公共団体金融機構の職員。講義が始まって開口一番聞きました。
 「地方公共団体金融機構を知っている人はいますか?」
 手を挙げたのは1人か2人、ほとんどの人が知らなかった。私も知らない。説明によると、旧公営企業金融公庫だという。それなら名前だけは聞いたことがある。中身は知らなかった。
 休憩時に4階のIT教室に行って調べてみました。
 「地方公共団体金融機構は、地方債資金の共同調達機関として全都道府県・市区町村の出資により平成20年8月1日に設立され、同年10月1日に旧公営企業金融公庫の資産・債務を引き継いで業務を開始しました。また、平成21年6月1日の改組により、地方公共団体の一般会計も広く貸付対象となりました」(HPより)

 道理で、配布されたレジュメに地方債の説明が多いと感じたわけです。
 研修生に事前に、所属自治体財政についてのアンケートがあり、提出が義務付けられていました。その結果が一覧になっていました。空欄が多い、的外れもある、やはり私も含めて“初心者”なのです。3月を控えて「それまで何とか」という気持ちでしょう。
 レジュメは135ページもあります。これを2日間で急いで説明するという。