ポスター撤去

 今日は市議選の告示日前日。街頭に掲示してきた政党ポスターを撤去しなればなりません。選挙期間中は、文書の配布は禁止、掲示も認められた公設ポスター以外は全て禁止されます。
 そこで、ポスター看板をはがしたり、引っこ抜いたりしながら、市内全域を軽トラで走り回りました。合間に撮った何枚かの写真です。


 看板を満載した軽トラ。高萩駅前の桜並木で。 

 その並木のうちの一本。幹周り1メートルはあろうかという大木です。根本はコンクリやアスファルトで固められるなど、環境は必ずしもよくありませんが、新芽の発生は旺盛で樹勢を維持しています。駅前ロータリーから県道までわずか数十メートルの桜並木ですが、ここだけが周囲と異なる、まちと人の関わりを感じさせる歴史が漂っているようです。昭和30年台に住民の手で植えられました。

 女影の神社の近くで。この華やかな赤い花は何という木でしょうか。紅梅? 樹形からして紅梅だろうと思います。 

 コンビニの駐車場で。何という力強さ! コンクリを破って、あちこちから目を出したスカンポ。遅まきながらも、この雑草魂を見習うべき!

 大麦。何といっても大麦と青い空のバックは一番好きな風景です。一昨年は、私も大量の大麦を作ったが、使い道もなかなか無く、みな虫に食われてしまった。炒って麦茶にすれば美味しいらしい。


 今日、撤去したポスターの中で一番多かったもの。私と五十嵐衆院議員との相乗りポスター。私は初めての経験で、最初は恥ずかしくて見るのも嫌だった。しかし、行き来する県道沿いに沢山貼ってあるから嫌でも目にする。そのうちに無視というか気にしても仕様がない、感じなくなってきました。“厚顔無恥”の始まりか。
 このポスターは街頭演説会の告知を兼ねているものだが、もちろん顔と名を売ることが大きな目的です。県議選が終了してから市議選までの間、空けておくのはもったいないという助言に押されて、私が入っているポスターの登場となりました。政党活動という名目で、こういう手段が可能となるわけで、世界共通の最も古典的宣伝の一つです。
 「公共のための活動」を知って貰うためにはどのような方法がいいのか――
 私にとっての行動の原則を問う、一つの契機となりました。