総合計画市民会議と市民コメント――その2

【関連する記述部分】
「策定にあたって 第2章」
「策定にあたって 第4章 まちづくりの重点方向 2地域ぐるみ健康づくり」
「策定にあたって 第4章 まちづくりの重点方向 6地産地消型農業の推進」 および
「基本計画第1章 戦略プロジェクト 3みんなの健康プロジェクト」
「施策の体系4 生き生き健康づくりを応援します」
「施策の体系29 農林業を振興します」


【補完したい考え方】――市の当初案に対す私の意見

 健康づくりと農業の関係が希薄というか、連携の発想がないようなので、この面からの考え方の位置づけと施策の補強が必要と考えます。健康づくりには、予防医療と結びついた食生活の改善が大きな役割を果たします。日高市の基盤資源の一つでもある農業の可能性をこの面に動員すれば大きな効果を期待できます。
 その際、安全な高品質の野菜を市民に供給することは健康づくりに大きく貢献します。安全で高品質農産物をつくる有機農業は、国においても、県においても促進すべき政策として奨励されています。本総合計画において、このことに触れられていないのは不備と思います。


【関連する記述部分】
「策定にあたって 第1章 はじめに 2総合計画の性格と役割 役割1参画・協働のまちづくりを進めるための共通目標」
「策定にあたって 第3章 時代の潮流 1求められる市民協働に基づく自立したまちづくり」
「策定にあたって 第4章 まちづくりの重点方向 7協働のまちづくりの推進」


【補完したい考え方】――市の当初案に対す私の意見
「市民と行政の役割を分担し」(20ページ)とあります。分担も必要ですが、これからの時代は、やはり政策や施策の決定に計画段階から市民が参画することが必要と思います。それによって行政のマンパワーの補完と市民の知恵の活用が可能となり、結果的に「質素効率的な行政運営を実現する」(同ページ)ことになると思います。
 市民と行政が政策・施策について建設的な議論を行うことが制度化あるいは習慣化すれば、市自身に関する「風土改革」も進むと思います。