憩いの森ふれあいコンサート

  20日、21日は「憩いの森ふれあいコンサート」。このコンサートは、環境グループの交流団体、「日高みどりの会」のメンバーである「ひだか憩いの森サポートクラブ」が主催者として実行委員会を構成して実施されました。
 「ひだか憩いの森サポートクラブ」は高萩公民館を拠点に、総合公園内にある民有地の山林の草刈り・管理を行っているボランティア団体です。地道な樹林地の清掃、伐採、下草刈り、管理などを継続して行い、荒れていた里山をすっかりきれいにしました。
 現場でのボランティア活動と同時に、公民館活動としての啓発企画も積極的に実施し、環境ボランティア団体として目覚ましい活動を行っています。この活動には以前から注目していましたが、昨年より「日高みどりの会」に参加したことで私も会員となり、代表やメンバーと親しく話す機会も増え一層親近感を持ちました。
 今回は、助っ人として私もスタッフに入り、雑用をお手伝いすることになりました。コンサートの企画、運営などは、実行委員会によって行われました。私はそこには加わっておらず、支援ボランティアです。
 ポスターやチラシ、プログラムを見て、相当の規模の企画をよくこなしているなぁ、という印象でした。これを純粋のボランティアでやっているなら素晴らしいことだと感心し、その趣旨で激励をしてきました。
 しかし前日の準備に来てみると、様子がちょっと違う感じでした。長野県から来たプロの音響サービス会社が大がかりな装置を設置しています。聞けばこのような音楽イベントに全国出張するとのこと。料金は1日ウン十万円。全体の指揮を音楽プロデューサーのような人が行っています。これは、ボランティアのイベントではなく興業的要素が強い感じがしました。
 しかし、入場料は無料です。予算はどういう仕組みなんだろうかと不思議に思いながら会場設営を手伝いました。音楽関係の配置は決まっていましたが、フリマの配置が決まっていなくて暫しの議論。
 翌日は午後から駐車場の警備の仕事。昼過ぎに来てみると、会場は大賑わい、フリマにも人が沢山寄っています。ステージ前にも大勢の観客です。これだけの人が来ているのを見ると、昨日感じたいくつかの心配もとりあえず消えました。

 森のコンサートにふさわしい木漏れ日の会場です。

 似顔絵を描いていました。1枚200円。なかなかいいです。似顔絵を描いている様子をブログに出していいかどうか若い絵描きさんに聞いたところ、是非出してください、ホームページも見て下さい、と名刺をくれました。その名刺にあった名前は「WUCHIN」(http://wuchin.lomo.JP8/)。
 彼のホームページを見ていたら、「憩いの森ふれあいコンサート」のポスターが出てきました。そうだったのか、似顔絵書きのWUCHINさんは大阪在住のデザイナーで、ポスターほかコンサートの宣伝物を作った人でした。HPに作品が出ています。
 ポスターは色遣いがとても魅力的で、森の緑陰と熱い心のイメージが伝わってきました。下の写真はプログラムの表紙ですがポスターと基本的に同じです。右上のブルーの太い斜めのものが風が吹くのを表わしているのかな、と思っていましたが、よく見ると、高層ビルでした。うーん、これはどういう意図でいれたのかなぁ。