ラジオ体操再開

ラジオ体操を再開しました。
再開と言っても選挙期間中は行っていたので、2日ぶりです。
2日でも、落選という事実が、何かしらの違った風景をもたらすかも知れない、と思いました。
公園の木立は気が付かないうちに新緑の真っ盛りとなっていました。
新緑を眺める視線を下に落とした所、漫画風に書けば、正に「ヤヤヤー」です。
さらにもう一度。
な、な、何と、確かこれは…………、コケイランだ。
「なぜ、おまえが、きみが、あなたが、ここにいるのだ、咲いているのだ」という感じ。
驚きました。里山の姫君が、この2日の間に咲いていました。
一体、どこから来たのか。聞いてみました。
何で、こんなところで咲いたんですか?
今まで、隠れていたんですか?
今年になって、なぜ急に咲いたんですか?

今まで、この季節に、この場所に、この花は存在しなかった。
何かの刺激で、昔、この地域が山林であったという土地の記憶が蘇ったのだろうか。
我田引水に考えれば、私がこの冬、せっせと落ち葉を掃き集め、
ドングリが芽を出したコナラを守ろうと落ち葉のじゅうたんを作ったのを地中で感じ、
私も、とその気になって出てきたんだろうか。
いや、これは子供じみた妄想であるが、そう考えればこんな楽しいことはない。
妄想ついで言えば、私の「横山創生」(地方創生に引っかけて)を励ますために
この姫君は出てきた? これも楽しい。
しかし、こんな遊歩道脇で、どんな狼藉を働かれないとも限らない。
心配になったが、連れて帰るわけにはいかない。
結局、不届き者が採っていかないことを祈ってそのままにした。
夜中に心配になって見に行ったらありました。

さて、時間をラジオ体操に戻します。
ショッピングセンター広場には、何人かの先着。私はA氏に気づき、
「Aさん当選おめでとうございます。頑張って下さい」と挨拶しました。
一瞥……。
仲間の所へ行くと、こちらは、
残念だったね、捲土重来だ、一番正しいことを言ってるよ、などと、
励ましやら慰めやらの、にぎやかな言葉を頂き、私もこれに応じました。