成人式

アリーナで行われた成人式に出席。



例年の如く、式次第の企画・進行は実行スタッフによって行われました。
第1部の来賓祝辞は、例年だと国会議員や県議も行うのですが、今年は市長と議長のみで簡素な印象でした。誓いの言葉で登壇した成人代表は、女性は着物で男性が白の羽織袴。
男性の挨拶には、ゆとり教育で育った世代として何かと世間で言われるが、ゆとり世代にも良さがあるのでそれを誇りにしていきたい、というような発言が含まれていたと思います。明るい前向きなカラーが感じられる内容で、とてもよかったと思いました。いくつかの形や所作で、形式にとらわれないところがあり、それはそれで若者の良さかな、と思います。
全員に配布された袋の中身です。昨年は、選挙関係のパンフレットが何も入っていないで驚いた記憶がありますが、今年は、式次第の冒頭の市と教育委員会選挙管理委員会の3者連名の挨拶には、2行触れられており、埼玉県選管の冊子も入っていました。
政治教育が全く行われない日本の教育課程で育った若者は、政治音痴、関心がない、選挙に行かないという傾向が際立っています。冊子の内容を見れば、その辺を意識した内容になっていますが、20歳になったからと言って、この程度の冊子を配ることでは、到底、改善できないでしょう。
現実の意見や対立について学び、解決法について意見を言う習慣を義務教育段階から身につけるようにすればいいのですが、教師も保護者も「中立」という刃を前に凍り付いてしまうのが実態でしょう。そうすると、大人の教育も必用か、と堂々巡りになってしまいます。
市のHPに成人についてのデータがありました。この8年で約150人程減っています。人口構成中、最も重要な生産年齢の減少ですが、大学を卒業すれば、どっと市外に出て行くのかもしれない。武蔵台での各家庭での異動をみれば明らかです。

・成人式次第の冊子
・未来は自分達で創る(埼玉県選挙管理委員会
・くらしの豆知識(日高市消費生活センター
・ほけんのキホン(生命保険文化センター
・適性飲酒のススメ(ビール酒造組合
・ローンキャッシング(日本貸金業協会
・知っておきたい年金の話し(日本年金機構
・その話し、悪質商法かも(埼玉県消費生活センター
献血にふみだす一歩(埼玉県赤十字血液センター
日高市公式LINE
・高麗建郡1300年


       ■成人者数の推移■
年      対象者数(人)  出席者(人) 出席率(%)
       男  女   計
20    309  321   630    430     68.3
21    296  281   577    459     79.5
22    292  287   579    462     79.8
23    286  266   552    420     76.1
24    252  262   514    394     76.6
25    262  265   527    388     73.6
26    273  224   497    375     75.5
27    244  239   483    368       76.2