木くず受入れ実証化試験の公開説明会について

 先日の全員協議会で、きくず処理実証試験の件について県の職員の報告が行われました。これまで何回も繰り返し説明された7箇所の測定ポイントでの結果です。配布された資料記載の事実関係です。
1 実施場所
太平洋セメント(株)埼玉工場
2 実施時期
・3月25日(日)9時30分開始
・市民、自治会長、議員等、参加者は39名。
3 実施した試験内容
放射線量率及び放射性物質濃度
・有害物質濃度(岩手県)
・環境アスベスト濃度(岩手県)
・セメント工場周辺放射線モニタリング
 
 結果は、すべて不検出か基準値以下で安全という報告でした。それはそのとおりだろうと納得しましたが、最後の説明を不特定の市民対象に行うかどうかのことが問題として出されました。2人の議員が先行して意見表明したので、私は敢えて全員協議会の場では言いませんでしたが、その通りと思っていました。
 全員協議会で言っても記録には残りません。単なる言いっ放しで終わってしまいます。自身の意思として確実に伝えるには文書なりが必要です。私はこれまで、県の担当課に直接電話で話してきましたが、今回は文書で提出することにしました。
 幸いに、みんなの会も同様のことを考えており、共同で提案することにしました。県も、折角ここまで丁寧な情報公開と説明を行ってきたわけだから、画竜点睛を欠いて市民の不信を買ってはならないと思います。この貴重な体験を今後の県民との協働に活かすべきです。
知事あて 木くず受け入れ説明会開催要望書 (2).doc 直