第3回議会改革委員会

 9時30分より第3回議会改革委員会。今日の主な議題は、先例集の中の議会改革の対象となる項目の選択を各派別に発表することです。前回に1月20日の委員会で決まってことは次の通りです。今日の会議の冒頭において確認されました。
 《1月20日議会改革委員会決定事項》については次の通りです。
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○議会改革に関する決定事項
・本会議への傍聴者への資料提供をできる範囲でしていく。執行部との調整は事務局に一任。
・暫時休憩の傍聴者への説明は議会運営委員長からできるだけ丁寧に行うこととする。
・定例会と定例化の間に、副市長等による報告を受ける全員協議会を行う。執行部への要請は議長に一任。
・3月議会から全員協議会は、召集告示日の市長開催依頼によるもの以外においても、原則公開とする。公開は傍聴規則を準用し、場合によっては退席願う旨を開会前に議長が傍聴者に伝える。
・議長選挙の開会中の立候補については継続検討項目とし、次回の議長選挙は前回と同じ方法で行う。(開会前に所信表明→開会後に投票)
○継続して検討する事項
予算委員会設置と決算委員会改革に関しては継続して検討する。
・その他各会派提出案も継続検討とする。
○その他
・検討項目の最終確定までに項目の追加を行えるものとする。
・傍聴規則の見直しについて、例規集に傍聴規則が載っているので各自調べてくる。
・次回の委員会に向け、先例集見直し事項を事務局へ各会派から提出する。締め切りは2月10日正午。
 次回委員会  2月13日(月) 9時30分
 次々回委員会 2月23日(木) 午後2時
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 以上、前回の決定を踏まえての本日の議会改革委員会です。
 配布された資料は、
 ①各会派の見直し提案 
 ②議長公債費の支出及び公表に関する基準の新規定について(事務局)
 ③定例会と定例会の間に開催される全員協議会について(事務局)
 ④日高市議会議員政治倫理規定(案)
 資料をめくった瞬間、日高市議会議員政治倫理規定(案)に「ん?」。
 協議事項は次の二つ。
 ①先例集の見直しについての提案
 ②傍聴規定の見直しについての提案
 前回と同じく、民主党とみんなの会は23項目の共同提案です。前期議会改革検証委員会と会派提案に準じて、今回も項目の提出と解釈して、提出理由は口頭で説明しながら行った。
 傍聴規定の見直しは見直すべきことを前提に口頭で説明。
 さて今回の協議で、検討材料源の3つが揃いました。
 ①前期議会改革検証委員会の継続検討項目の確認
 ②会派からの提案
 ③先例集の見直し項目提出
 この3つを混ぜ合わせて統合と大雑把な編成を行い、どのように改めていくのかの議論を行っていくものと理解していましたが、まずは、今回の先例集の見直し項目に基づいた具体的改善の検討を先行させることになりました。傍聴規定についても同じ。
 さて、配布された資料を最初に見て感じた「ん?」です。これは3つの会派の連合で出されたものです。これがなぜ、提出されたかについては、会派の事情があると思います。
 いままでの議論で合意された検討スケジュールに、それを大転換させる大目標を出すことはどうなのか。それも完成された案です。倫理規定の事例は多く分量的にも少ないので、コピー的なものを作成するのは簡単です。ただ、その中に込められる精神はコピーは不可能で、私たち自身の議論の中からしっかりと確認していかなければならないものだと思います。
 委員長も、議会基本条例を目指すいま進行中の議論を続ける方針を曲げないことを即座に発言しました。私たちも異論なくそうすべしとし、その方向でいくことが確認されました。現実対応できる改革を先にどんどんやりながら、最終目標の基本条例を組み立てていくということです。

事務局提案について
 ① 議長交際費をの新基準 
 HPで公開する――知りませんでした。今まで議長の交際費が公開されていなかったことを。当然のことです。
 ② 定例会と定例会の間に開催される全員協議会について
 私が提案してきた全員協議会の月例化は、定例会と定例会の間に全員協議会を設けるという形で、月例とまではいかなかったのですが実現しました。しかし、日程上のことからHP掲載はしないことになりました。