議会改革委員会第2回

 20日は第2回議会改革委員会。
 まず前回の会議の結果が配られ、その確認から開始。その内容は次の通りです。
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○委員会運営に関する決定事項
・委員会の名称は「議会改革委員会」とする・
・委員長任期 平成25年4月末日まで。但し再選を妨げない。
・検討事項は分科会を設けず、全員で検討・協議していくこととする。
・検証委員会の「申し合わせ事項」にはしばられない。
・議事の進行、レジュメの作成は委員長が行う。
・議事録は次回の会議時に全員分を書記が用意する。
・会議時間は9時30分開始、終了は昼をめどにする。
・会議日程は2回先まで決めておく。
・発言する者は挙手し、委員長の指名を受けること。
・資料の提出を希望する委員は、事前に当該資料を委員長に提出すること。
・議会事務局にも発言を認める。
○継続して検討する事項(議会改革検証委員会のまとめから確認)
・議会のネット、テレビ中継の取組について
・質問席の位置について
・議会報告会の開催について
・議会基本条例の制定について
・請願、陳情の政策提言としての位置づけと提出者との意見交換について
・議会だより委員会のありかた、名称について
○議会改革に関する決定事項
・3月議会から代表者会議を議事内容にかかわらず公開とする。
○その他
・次回委員会で議会改革検討事項を出し合う
・次回委員会1月20日(金)
・次々回委員会2月13日(月)
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 今回は、「議会改革検討事項を出し合う」ということで各派から報告を行いました。
 各派は、清流会、鶴声会、公明党、志正会、藤の会、未来フォーラム、民主党、みんなの会、日本共産党の9派。私と永沼さんの民主党は、田中さんと平井さんのみんなの会との共同提案としてペーパーを出しました。
 これらの項目に、定数削減等の議会改革の重要項目が含まれていないのは、検証委員会のまとめで既に提出されているからです。
 以下が共同提案です。私たちの提出項目がリスト化されていて、即応できるものもあるということで、各派報告の後、これに基づいて検討が行われいくつかの決定がありました。
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・先例集の議会改革項目の洗い出し
・全員協議会の完全公開化
・全員協議会の月1回の定例化
・議長選挙の開会中の立候補について
・傍聴規定の見直し
・決算委員会改革
予算委員会設置
編集委員会→広報委員会
・暫時休憩の説明について
・議員控え室の議員活動への開放
・傍聴者への資料提供
◎検討項目の最終確定までに項目の追加を行えるものとする。
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 今日の各派からの提出によって検討項目の材料収集のイメージはこのようになります。

○議会改革検証委員会(平成22年3月10日〜12月16日)で検討された項目(既決と継続)
○各派からの提出検討項目(平成24年1月20日
○先例集(平成6年3月〜平成23年5月)からの議会改革項目の洗い出し
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◎上記3つの材料源の検討項目を統合、リスト化
 同時進行として、即応できる項目に関しては検討を加えて順次実施していく。
◎リスト化された検討項目を再編成
 この辺から体系化を意識した二元代表制の理念や機能などの調査や勉強が入ってくると思います。

 以上は、2回の経過を踏まえての私の個人的な検討進捗イメージです。全員での議論を行いながら理解の衡平を図り、一体となった形での基本条例に漕ぎ着けられればいいな、という気持ちです。
 これを安直にやろうとしても無理、ある程度の時間は必要です。議会基本条例がある鶴ヶ島市は3年かかり、いま進行中の三重県松坂市も3年弱かかる予定です。