議会改革委員会第1回

 12日、市議会に設けられた任意の委員会である議会改革委員会の第1回委員会が行われました。公開が前提ということになっていたので、市民の方1人の傍聴がありました。1人でも出席があったことは、「開かれている」ことの実績の積重ねと、議員の真剣さと緊張感をもたらすものだと思います。
 第1回は、特に決められた議題はなかったので、前回の全員協議会での決定や話の確認が主となると思いました。ペーパーが用意されるのかどうかわからなかったので、とりあえず自分の確認の意味もあって、整理メモを用意し委員長に手渡しておきました。
資料は無かったので、こんなメモでも役立ったかな、という感じです。


○人事構成
・議長指名(立候補あったが議長指名)
 委員長  ○○
 副委員長 ○○
 書記   ○○
      ○○
      永沼大芳
・任期
○委員会は公開
○名称について
○当面の予定について
○具体的項目
・議事項目、段取りは未定
・「日高市議会改革検証委員会のまとめ」実施済みと今後の検討課題
・「日高市議会先例集」議会改革項目の洗い出し
・公式には以上2点が共通材料、その他は議長任意の資料
・これまでの提出資料
○今後の進め方

 これだけのメモです。今後の進め方が重要ですが、ここは全員で議論して委員会の総意としなければなりません。第1回の会議では、確認と名称や任期の追加決定の後、今後の進め方と資料の扱いに関する話になりました。
 急いで議会基本条例まで作ってしまおうと言う意見も出ていましたが、急ぐ必要は全くないです。この際、議会の役割の根本にさかのぼって、二元代表制の意味をしっかりと吟味していくことが必要。
 一つ一つの項目を検討しながら出来ることはどんどん即応していけばいいと思います。直近の進捗と将来の条例制定に向けての議論を示していくことによって、議会の考え方・行動として説明できます。
 私は今までの経過を尊重して、検証委員会の「まとめ」の再検討と「先例集」の項目洗い出しが必要であることを述べました。そこから項目をテーマ別に集約し、一つ一つ議論しながら各自の問題意識を高めつつ、最終的に、議会基本条例を練り上げていけばいいのではないかと思っています。
 その過程で、先進事例の調査・研究も必要になるでしょう。二元代表制の意義やなぜ条例を作るのか、等の基本的な理解を、要所要所で全員の共通認識として持ちながら進めていけば良いのではないかと思っています。