これで安心、マンホール工事

 少し前から国道299から武蔵台の滝不動通りに入ったところで道路改修工事が始まりました。
 マンホールの蓋の周りを掘り返しているので、あの工事かな、と思って車を止め、確認してみました。まず工事看板を見ると、「道路改修工事、発注者:日高市都市整備部建設課、5,554,500円」とあります。
 聞いてみると、予想した通り雨水マンホールの蓋の取り替え工事。区長要望の工事です。
 思い出しました。一昨年の5月、自治会役員会で区長要望の案件が話し合われた時、私は、この滝不動通りカーブのマンホールの危険性を強調したことを。
 この滝不動通りの国道から入った100メートルくらいのところ、イノシシが出ていたころ連中が通りを横切っていたところのマンホール。これがある時、通りかかったら完全に外れて、30センチくらい離れたところにありました。
 もしここに車やバイクが突っ込んだら大変なことになる。てっきりいたずらだと思って「何ちゅうことをするんだ」と思いながら蓋を元に戻しました。
 その危険性を指摘したのだが、空気圧のせいで外れるらしいことが分かった。その時は自治会長がこの件を建設課に話したら、この現象を認識していなかったようなのだが、その後、確認して改修することになった。この工事がそれです。
 この改修で、恐ろしい結果を招きかねない欠陥が治ることになり、本当に良かった。

 掘り返して安全な蓋に基部から交換する。

 ロックピンが付いた安全な鉄製の蓋。左右の基部に引っ掛けるピンで、空気圧で押し上げられても浮き上がらない。

 5,554,500円の予算は、蓋の交換工事だけではなく、歩道改修分も含まれている。ニセアカシア街路樹の根が歩道やコンクリ枠を押し上げているので、この部分の平坦化と根止め工事です。これは、街路樹の周囲を1メートルくらい掘り返し厚いシートを舗装部分との境に埋め込んで根の進出を防ぐというもの。
 写真は、この工事が終わったところ。 

 これから工事を行うところ。
 沖縄に行ったとき、ガジュマルの大木の街路樹があちこちにあった。根元をよく見たのだが、こんなに舗装が盛り上がったところは1か所もなかった。沖縄では建物も何も台風対策で頑丈にできているとのこと。街路樹の植え方や舗装にも一考が施されているのかもしれない。
 とにかく、懸案の事項がこの工事で解決されます。区長要望については、市のHPに説明があります。
http://www.city.hidaka.lg.jp/7,6480,32.html