全議員参加の議会改革委員会の設置が決まった!

 一般質問終了後に代表者会議。
 7日の続きで議会改革の話が進みました。議長から資料が各種提出されました。
・今年3月16日付の日高市議会改革検証委員会のまとめ
・第2区議長会構成市、構成市議会・議会配信状況
鶴ヶ島市議会基本条例
菊川市議会基本条例
菊川市議会議員政治倫理規定
・ケーブルテレビ活用による議会録画放映の検討について
・提案(横山提出設置提案)
 この資料の提出をもって実質的に動き出したといっていいと思います。問題は、懸案の任意の委員会か特別かということ。
 特別委員会だと議会の正式な委員会ということで、日程も議会での承認が必要です。任意だと、必要に応じて開催が出来るというメリットがあります。
 公開と記録(議会だよりへの掲載も含めて)が保障されれば、任意でもよいということになりました。本当は、その2点が確約されれば、特別への改組は後でもできます。
 公開と記録は絶対に譲れないラインなのですが、全員賛成でスッキリ決まりました。とにかく、記録を残して、全員で確認しながら先に進むということ。その過程がすなわち、議会改革のことを学ぶことになります。全員で行うことの良さは、その点にあります。
 そのためには、記録要員も2名選出し確認しながら記録するということになりました。全員の明確な確認ですから、公開と記録は覆ることはないでしょう。その意味ではいいスタートが切れました。
 そこまで決まる前、一しきりの議論がありました。
 議長辞職勧告決議案でなぜ反対であったのか、私は、真意を問われましたが、議場での反対討論の趣旨を話しました。
 つまり、全部が反対という訳ではなく、市民・有権者への公開と透明ということに反するものは改め、議会の円滑運営や手続等であれば先人の知恵の積み重ねがあるはずだから尊重すべきものは尊重するということです。それに先例集の解釈をめぐっての対立は止めるべきということも。
 先例集の作成に携わった古参議員によると、出来たのは平成4年ごろ。インターネットもなく市民への公開という認識も薄かった時代のことのこと。したがって、そういう面からの改革は時代の要請であろう。 こういう話が出たので、先例集だけではダメなのだという理解が進んだのではないかと思います。
 問題はこれからです。決まっても、のらりくらりや骨抜きはあるかもしれない。しかし、これだけ、明々白々に全員一致で賛成したのだから後戻りはあり得ないでしょう。