草刈り

 昨日、一般質問が終わりました。前日夜まで材料の確認と組み合わせに苦労し、さすがに疲れました。この疲れてヨレヨレになった頭を回復すべく田んぼの草刈りにいきました。今年、初めての草刈り。本当に久しぶりです。野良に出ると気分も身体も蘇ります。
 れんげの種がはじけて草刈りをやってその後、シロかきという予定を立てていましたが、そんな時間はなく、とうとうここまでに至ってしまいました。草刈りどころか、苗箱を田んぼに出す余裕すらなく、苗は相変わらず畑に置いてある状況です。
 今年は、田んぼはあきらめるべきか。この期に及んでは、もう当然止めるべき季節になってしまいました。決断しなければなりません。
 まずは草刈りですが、このときに備えて草刈り機の調整は時々行ってきました。しかし2台ともおかしい。1台は以前から燃料タンクが漏れる。もう1台は吹かすと止まってしまう。明らかにキャブレターの詰まりだが、いまキャブの掃除をしている暇がない。それにこれは8年ほど前に買ったもので、シャフトにガタがきています。コードカッターを使うには32CCのこの草刈り機でなければ能率は上がらない。
 切羽詰まった時に機械は故障するものです。仕方がありません。思い切って新品を購入しました。ホンダの34CC4ストロークエンジンの草刈り機。
 30CC以上は、ホームセンターに普通は常備していないのですが、ビバホームに1台ありました。即購入、即出動です。
 重い! とにかく重い。エンジンが一回り大きいのですがこんなに重いとは。取り回しに苦労する感じです。吊りバンドは重さを全身で受けるようにできています。
 その変わり威力は凄い。バリバリとアシもなんのその、どんどん切り刻んでいく。コードカッターがいいのは、切った後の切りくずが粉々になってしまうことです。刃で切ると軸やつるがそのまま残り、耕運機に絡んでしまうのですが、コードで切ったのはそうならず、容易に土の中に混和されていくから都合がいい。
 半日で約5分の3ほど終了。
 夕刻になって、防災放送で「竜巻の恐れがあり注意!」という放送がありました。異様な雲がもくもくと湧きあがり、突然、風が強まってきました。こんなダイナミックで美しい雲を見るのは久しぶりでした。
 つかの間の気分転換でした。明日は議会最終日。疲れた頭を農作業でリフレッシュし、新鮮な気分で臨みます。