定例議会初日

6月1日は、「平成23年度第3回日高市議会定例会」の初日でした。
議長の開会の言葉の後、市長の「あいさつと行政報告」がありました。その内容は以下の通り。
1 節電について
経産省の15パーセント目標に対して20パーセントを目標。室温28度設定。クールビズ10月まで。節電担当者を置く。
2 下水汚泥の放射性物質調査。基準はないので参考として原子力安全委員会の指標値。
3 市民広聴会。6月18日(土)高麗公民館、生涯学習センター。25日(土)高萩公民館。
これらは市のHPにも掲載されています。気になったのは、市長広聴会が議会開会中に行われることです。これは慣例なのだろうか。
広聴会第1回目は私の一般質問の前です。市民の関心の高いごみや環境の問題を問うという私の質問が、通告で執行部に明らかにされているわけだから、議会が終わってからの方が材料が多くなって“充実”すると思うのですが、そういうことは考えていないのかもしれません。
いずれにしても、議会一般質問が終わらないうちに市長広聴を進めてしまうというところに、市の姿勢が出ている、というのは穿った見方だろうか。市民の関心と具体的な要望にどれだけ代弁し材料を提供できるかが議会の役割であり、連動すればいい方向に向かうと思います。
議長から当日の議事日程が文書で配布されています。
議案については、すでに予告されていました。これらの議案について市長から型どおりの提案説明がありました。型どおりというのは、配布された議案書を読むということで、特にそれ以上の説明はありません。この議案説明のスタイルにはいろいろな問題がありそうです。
当日、下に上げた資料の配布がありました。「報告」事項です。
2の「繰越明許費」は、単年度の予算で何らかの理由でその年度中に支出を終わらない見込みのある場合、議会の議決を経て翌年度に繰り越して使用できるようにする経費です。一般会計、特別会計ごとに金額を挙げて議決の対象としています。
3の土地開発公社の決算。日高市の場合、土地開発公社はほとんど活動していませんが、20ページにわたる決算書です。これはよく見ると面白い資料です。

【当日の議事日程】
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 議案第30号 平成22年度日高市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
日程第4 議案第31号 平成23年日高市下水道事業会計補正予算
日程第5 議案第32号 市道の路線の認定について
日程第6 議案第33号 日高市教育委員会委員の任命について


【当日、配布された資料】
1 例月出納検査結果報告書
2 平成22年度日高市一般会計繰越明許費繰越計算書等について
3 平成22年度日高市土地開発公社決算に関する書類について