初当選議員に配布

 少し旧聞に属しますが、5月13日に初当選議員に各種資料が配布されました。それが下のリストです。議員手帳から施策資料までいろいろです。予告されていなかったので、これが一度にどさっと積まれて提供された時はびっくりしました。大変な量です。


 例規集2冊。編集は日高市総務部総務課、発行は日高市。印刷は第一法規株式会社となっています。これは、いわゆる日高市自費出版物と言うことです。時々、条例が加わったり変わったりするので、差し替えがありこれは業者が行います。ネットで調べているから使わないのですが、身近でみていれば、これだけの大冊で市民生活がなりたっているかと思えば身が引き締まり、行政のご苦労も理解できるというものです。


 議員手帳は、もう半年近く使っているものがあるのだから残念ながら使えません。メモ帳です。
それと、『議員必携』。これも、もう既に持っています。『必携』はいま使っているものを使い込んで更新する、ことにすればいいのですが、4年間でボロボロになるとは考えられない。
 面白いことに、議員手帳は全国市議会議長会のものですが、以前書いたように、『議員必携』は全国町村議会議長会のものです。これも書きましたが、市議会議長会にも似たものがありますが、町村議会議長会の『必携』の方が内容がいいということでこちらを支給しているわけです。
 日高市例規集は日高市行政の約束事集です。市政・行政は職員の服務規律から施策や条例まで、あいまいなところがないよう文書で規定されています。例規集は紙で書かれたものとインターネット上のデータのものがあり、両方とも同じです。解釈や根拠等、例規集を参照することになります。
 例規集から下が、いわゆる施策・政策資料です。日高市市政を体現する各種の計画や予算、決算書類です。これらを基本にして政策・施策を勉強するのですが、これで市政の全体・実態が分かるかと言うとそうはいきません。
現在行われている政策・施策の内容や根拠はおおまかには分かります。逆に、予算・決算資料は分かりやすさのために説明と加工もされていないから一般の人が見ても実態は分かりません。
 議員の仕事としては、この資料だけに甘んじてはいられません。そこで、いきさつや背景を調べるために調査するのですが、情報のジャングルです。肝心な情報がどこにあるのか分からない、公表されていない例も多い。ジャングルに案内板を設置する努力と工夫がされているかというと、残念ながら非常に不足しています。
 公開と政策過程の説明が義務として方針として成り立っているのか。これが市民参加と協働を支える原則で、私は常にその程度を一つの重要な判断基準にしています。それがなければ、結局は尽きるところ“愚民化”で無関心と冷笑の世界です。この問題は非常に重要なので、今後その都度、解明していくつもりです。

・議員手帳
・議員バッジ
・議員必携
・CD−ROM(書式の様式集)
平成23年日高市議会開会日等予定表
・議場の説明員等席次表
日高市職員名簿(平成23年4月1日現在)
平成23年日高市行政機構図


日高市例規
・第5次日高市総合計画
日高市総合計画・実施計画(平成23〜25年度)
日高市環境基本計画
日高市都市計画マスタープラン
日高市都市計画図(1/10,000)
・ひだか市議会だより
・平成22・23年度日高市予算書
平成23年度当初予算について
日高市国民保護計画
日高市地域防災計画
・第2次埼玉県川越都市圏まちづくり基本計画・基本構想(レインボウープラン)
日高市地域福祉計画
日高市障がい者計画
日高市次世代育成支援行動計画
日高市高齢者福祉計画・介護保険事業計画
日高市教育振興基本計画


 議員バッジ。小さな桐箱に入っています。真ん中に市と言う文字が入っていて金メッキが施されています。これもおそらく全国市議会議長会からの仕入れ品だと思います。“金メッキがはげる”という表現がありますが、そもそも金メッキが必要なのかどうか。まだ付けるのをよく忘れます。