初めての定例会――日程と議案


市役所玄関前のロータリー正面にある告示用掲示板。手続きを全うするための掲示


 新議員にとっての初めての定例会が開かれます。
 定例会は、地方自治法で定められている定期的に召集される議会です。回数は条例で自由に定められますが、大体は4回とする自治体が多く、日高市も3月、6月、9月、12月と決めています。今回の定例会が「第3回」となっているのは、前年度3月議会と前回の臨時会を経て通算で3回目となるからです。
 議会を招集するのは市長の権限で、市役所の掲示板に告示を出します。市長はそのことを各議員に通知します。このときの市長の告示は開会日だけで、いつまでと言う会期は議長が議会運営委員会に諮って決めます。
 議案は予め、総務課より直接、配布されます。今回の定例会の議案は、次の4つです。

 議案第30号 平成22年度日高市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
 議案第31号 平成23年日高市下水道事業会計補正予算(第1号)
 議案第32号 市道の路線の認定について
 議案第33号 日高市教育委員会委員の認定について

 5月25日に市長による召集が告示されました。
 5月25日の全員協議会の後の議会運営委員会で、議案の委員会付託、会期日程が決まりました。
 今回の定例会の会期日程は次のようになり、また、議案の委員会付託は次のとうりになりました。

 議案第30号…………総務福祉常任委員会
 議案第31、32号……文教経済常任委員会


 日程によると、6月1日に第30〜33号の提案説明が行われます。
 10日 議案第33号の質疑・討論・採決――人事案件は委員会付託を省略する、と先例集にあります。
    議案第30号〜第32号の質疑・委員会付託
 13、14日に、委員会において、配分された各議案の審議が行われます。
 16、17、20日に、11名の議員による一般質問が行われます。
 そして最終日の22日に、各議案について委員長報告があり、質疑・討論の上採決が行われます。