総合計画市民会議と市民コメント――その6

「基本計画」――市の当初案に対す私の意見


・戦略プロジェクト全体に通じる考え方の一つとして、「総合計画策定にあたって」と「基本目標達成のための施策1」で触れた「里山」の考え方を入れていただきたいと考えます。


・「施策の展開」として、公共交通機関の整備と自転車・徒歩による移動促進の追加。
・理由は、基本計画のカワセミの里プロジェクトで目標として掲げられています。(1)に含まれるのかもしれないが、 単独で掲げた方がいいのではないかと思います。


・取り入れる目標として:「健康寿命」ということに触れられていないが、目標として、目標値として入れるべきでは ないですか。
・理由:は、シルバー世代、高齢者の健康の最大の目標であると思います。

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・基本構想第4章についての提言を参照

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・「策定にあたって」および基本目標1の提言を参照

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・「持続可能な循環型社会を構築」とありますが、市としての体系的な一般廃棄物処理計画の策定と計画があるのか、見えてきません。現行の施策の状況からしても、リスクも含めた、今後10年のビジョンと可能性を政策として触れる必要があると思います。

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・「生活排水処理施設整備構想」とありますが、今後10年を想定するなら下記の問題について触れる必要があると思われます。
・土地の規制緩和による合併浄化槽の地域の拡大の経緯と維持管理の問題などと整合性がとれる公共下水道の計画が行われることを明記する必要があります。
・また農村集落排水に関しても、土地の規制緩和による合併浄化槽の地域との混淆や財源面からの検討が必要と思われます。

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・水源についての情報提供とPR、節水と天水利用の啓発及びその普及事業の施策が必要と思われます。

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・現状と課題において、CATVの回線の普及について触れる必要はないですか。

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・最も多いと想定される福祉関係の相談について触れられていません。既出3つの相談との連携も必要と思われます。

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・「農地の集積促進」について現状と課題および施策の展開においても、積極的な姿勢で触れられています。これは、農業の大規模化という農水省の基本政策の一環に沿うもので、既存大規模農家に当てはまることで、日高市において、この施策をメインに置くことだけでは不十分と思います。「日高市内で農業を始めたい個人」について農地の利用集積と言う言葉で括ること自体、実態に沿わないと思います。
・安全・安心の高品質農産物を提供する地産地消を念頭におくなら、個人を対象とする優良小規模農業の育成も必要不可欠で、この面での別途の施策の展開(例えば参入基準緩和の特区構想など)が必要と思われます。

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・インター周辺に企業を積極的に誘致、は理解できますが、産業系新市街地(一部は工業地域に用途変更)への誘致については、総合計画全体の中でその位置づけを根本的に考える必要性があると思います。特に工業地に用途変更した地域は小畦川の水源地、もう一カ所は各種施設住宅の混在の問題があります。