恐ろしい現実

 3時少し前、私は用事があって自治会館にいました。突然の揺れ、尋常な揺れではありません。会館全体がミシミシと地震特有の不気味な音を発しながら揺れます。事務の方と顔を見合わせ、「これは大変だ」と声をあげました。
 大きな横揺れの後に縦揺れがくるか、これが地震が直下であるのかどうかの判断と思っていたので、足を踏ん張って次に備えました。しかし、大きな揺れがしばらく続き、玄関から外に飛び出しました。
 しばらくして自治会長が来ました。公民館大集会室でイベントの最中だったとのこと。大きな揺れだったが人に被害はなかったようです。自治会館が心配で跳んできました。
 こんな大きな地震震源地はどこだろう。長男が藤沢の鵠沼海岸に住んでいます。海岸から歩いて5分、津波が来たらひとたまりもない。
 すぐ電話を入れましたがすでに不通状態。長い音信不通の始まりです。
 夜のテレビニュースは、恐ろしい風景を映していました。