しろかき準備

 周囲の田はほとんど田植えが終わったようです。私もしろかきの準備を始めました。
 草ボーボーの状態を草刈り機で全部刈り倒してから耕運し、それからしろかきです。この草は図鑑で調べたら「すずめのてっぽう」でした。田の冬草としては最も一般的な雑草です。この草が生えることは悪くない感じです。れんげと共生ししろかき前の処理も簡単です。
 
草刈りが終わった状態

 堰は満水状態。このまま続けばいいが。自然の湧水も今のところ豊富に流れています。今年の堰づくりは大変だった。一番下の板をはずさないでおいたら、流下する泥がたまり、除去に一苦労。人為を少しでも残せば見えない川床は、一年で急上昇します。

 川上では、田を畑に変える土木工事が進んでいます。耕作放棄の田が大型機械で一気にナラされ、県道まで一望できるようになりました。キレイさっぱりになったものです。
 湿田で手の入らない環境は、鳥と小動物には最高の環境でした。以前からこの環境を活かした湿地環境公園のようなものができないか夢想していました。
 日高市の農業政策の一施策として行われているようですが、その全貌は地元の人に聞いてもよくわかりません。牧草地になること、もしかしたら牛舎が建って牧場になること、もう土地の半分くらいは売られているらしい、等々。みな、うわさの話です。