田んぼに子どもたちのいる風景

 昨日の稲刈り。参加者のうちの一人に、都会派奥様がいらしゃいました。心配していました。泥で靴がよごれるとか、何とか言ってお気に召さないかと。
 ところがすばらしい田んぼの風景に欣喜雀躍、こんなの初めて! と何回も口にし、稲刈り初体験の喜びを率直に語っていました。おしゃべりに夢中になりながらも結局、昨日の刈った残りを全部刈ってしまいました。田んぼを喜ぶ人、楽しむ人を眺めるのは嬉しいものです。
 ところで、農作業をしているところを撮った自分の写真はほとんどありません。Oさんに撮っていただいた写真に、こんな風景がありました。私としては、本当にめずらしい農作業姿です。記念にアップしておきました。

――田んぼの中で、自然の恵みと生きとし生けるものに囲まれている幸せを感じています――

――女影の歴史・史跡を研究している「チャレンジ日高」の面々が寄ってくれました――
 田んぼには、子供たちの姿が一番ピッタリです。今日はOさん家族が全員で来てくれました。子どもが飽きてしまって迷惑がかかるかも知れないと言って、来る前に気にかけていました。しかし、飽きるということは関心がいろいろなことに移っていくことです。その時々で自由に動けばいいんだから、と言って安心してもらいました。
 心配無用でした。子どもたちは大いに興味を持ち、好奇心を高めて遊んでくれました。愛情たっぷりの父親の写真を披露しましょう。

――お父さんは、ごはんの元だと言ったけれどほんとうかなぁ――

――秋の気持ちのいい風を感じて――

――エンジン焼き付けを起こして放置してあった耕運機を、手伝ってもらってようやく引き揚げました――