高麗神社の例大祭

高麗神社の例大祭に行ってきました。案内状に「10時より献幣使の参向を仰ぎ例大祭を執行」とあったので、10時にいきました。すでに中庭に神官や巫女が並び出発の直前です。例大祭とは、その神社の1年のうちで最も重要な儀式であるとのことですが、私はそれ以上の知識は全くありません。
 行列が音楽の演奏を伴って動き出しました。「ひちりき」と言うのでしょうか、雅楽で使われる楽器だと思うのですが、それと笛に太鼓です。
 行列の構成は、最初に先導役1人、次に傘持ちがかざす赤い傘の下に宮司夫妻、その後に神官4人と髪飾りを付けた巫女1人が続き、その後に太鼓、巫女、笛、ひちりき、笛、小荷物を担ぐ人2人、赤い装束の人、傘持ち、青い装束の人と続きます。
 鳥居のところまで行ってそれから参道を通って本殿に進んでいきます。神官の列に続く来賓は、先頭が市長、次に3人と県議がきて、さらに8人が続きました。最初、マイクでどこそこから来た献幣使というようなことが聞こえてきましたが、よく聞き取れませんでした。行列はこんな構成でした。



 本殿近くの境内でMさんに会いました。彼は高麗神社の氏子です。いつもの顔と違い、見たことのない背広にネクタイです。トレードマークのひげを落としたツルンとした顔でした。神社の行事でひげを剃るのが年に2回。午後から奉納する獅子舞でおかめの役を演じるとのこと。神社の行事を支える立派な氏子としての顔でした。