稲刈りを始めました

 稲刈りを始めました。先週モミを譲ってくれたYさんが来たとき、農林48号よりもむしろもち米の方が刈りどきだと言われました。48号は穂の根本がまだ緑色が抜けていないためもう少し、という感じでしたが、すずめの大群が襲来し、すごい勢いで群がり食い始めました。
 多少は食われても仕方がないと思っていましたが、とんでもない勢いです。せっかくよくできた米をすずめのエサにしてなるものぞ、と稲刈りに着手。雨の後で水が入って足場が悪く、稲刈り機には条件が良くないのですが、そんなことは言っていられません。
 すずめは午後になってからやってきます。数百羽はいるだろうという大群で襲来、川の近くの端じの方から食いついて来て、徐々に真中に攻めてきます。あれほどたわわに実り、穂の頭を重たげに垂れていたのに、すずめが取りついた後は穂がピンと上に立ってしまいます。
 田んぼではスズメと競争、畑ではイノシシの成すがまま。自然の動物相手では勝ち目がありません。畑はもう餌場どころか、イノシシのためのグラウンド状態。お手上げです。

知り合いのTさんがやってきて「いよいよ始めたな。この米はなんという種類かな。粒が大きいね」と。はざがけの棒が足りそうもない、どこかから調達しなくては。

一番向こうで、「ぶどうの樹」の子供たちと職員が稲刈り。今年は、雑草を刈っていたのと同様の昨年と違って、稲を刈る感触が楽しめるはずです。