見た! イノシシを

 イノシシを見ました。妻が言っていたのと全く同じ場所です。
 外出からの帰り、夜8時過ぎに滝不動を曲がって坂を登りかけた時、前の2台の車が止まりました。何でこんなところで止まるんだろうと前方を身をよじって見ました。
 すると、ライトに照らし出されたイノシシの親と子2匹が、道路を渡りかけて引き返しています。そして、歩道の端であたふたしていましたが、のそのそと横断して崖を登っていきました。もうすっかり日課になってしまったのです。

 この写真は伊豆の国市のホームページにあったものですが、まさにこの写真そのもの。親は大きいし、牙もある野生動物です。相対して捕り物とするのはこわそうです。やはり、縄文人と同じく落とし穴がいいのではないか。ふと、こんなことを思いました。
 しかし彼らは来るに違いない。昨夜は丁度この時間のころです。私が畑で遭遇したのは。急いで帰宅、乗用車を車庫に入れ畑に向かいました。そして直径7〜8センチ、長さ2メートルの角材を手にして、ハヤトウリの棚の下に隠れました。
 待つこと40分、夕食はまだで空腹を感じてきたし雨のしずくもつらい、退散することにしました。昨夜脅しておいたので来ないかもしれない。そうであればいいのだが。しかし、あれ程堂々と車の前を渡るのだから何も感じていないかもしれません。