いのしし？がやってきた

　朝、畑を見に行ったら、今まで見たことのない土の掘り返しがあちこちにありました。点々とする足跡とともにに、何カ所かあります。これは、いのししだと思いました。それ以外の可能性は？　土を掘り返していくのは、里山の動物にいのしし以外はいないはずです。
　もしかしたらタヌキ？　タヌキかもしれない。


　畑を拝借して10年。今までいのししが来たことはありませんでした。深い沢とその上に広がる山に接していますが、上流部は武蔵台住宅地、反対側は西武鉄道の車両基地というように、外の山と連続していないため、いのししが現れなかったのです。沢の下流は巾着田周囲の山とつながっていますが国道299で遮断されています。
　日和田山や多峯主山の周囲の山の中に入ると、沢筋はもう、いのししがみみずを探して掘り返した穴だらけです。この畑の下は深く広い沢で、みみずがたくさんいるはず。それなのに、なぜこんな上の方まで来たのか。しかし、畑の下の沢では、いのししが掘った穴を見たことはありません。
夏の初めには、かわいがっていたいた鳥が、夜襲われました。鳥の鳴き声は一切聞こえず、頭を一撃で噛み砕かれていました。そして、その食われ方は、まさに肉食動物によるものでした。ネコなのか、あるいはハクビシンだったのか。夜はいろんな動物が徘徊しています。