議会は議長が変わって事務局長が変わって、私は議運副委員長になって

四役会議、事務局

 今日から議会で実際の審議が始まります。今日は執行部提出4議案に対する質疑。
 私は議会運営委員会の副委員長になって、議事運営の一角に加わることになりました。議会は10時開会ですが、9時から議長、副議長、議運委員長、副委員長の四役会議が開かれます。
 ここで議会運営を担う議長と議会運営委員会と議会事務局が、当日の議事運営についての段取りや注意事項を事前に打ち合わせを行います。
 議会運営委員会は法定化され、市の条例で設置が定められています。権限は、
① 議会の運営に関する事項、
② 議会の諸規則、委員会に関する条例等に関する事項、
③ 議長の諮問に関する事項、です。
 平穏であれば当日のスケジュールを機械的に確認すればいいだけだが、何かイレギュラーなことが予想される場合はその対策が第一になる。今年度は市長が変わり、保守派の事情も変わったようだからどういうことが起こるのか起こらないのか、その辺のことは私は分かりません。
 事務局は、局長が変わりスタッフが1名減員されました。予算削減です。前任局長も長く勤められましたが、このポストはなかなか大変で、経験と知識と人柄と三位一体の能力が要求されるようです。傍から見ていても、大変さはよく分かりますが、局長も局員もそれを表に出さないで 淡々とやることが仕事の秘訣なんだろうな、と思います。
 それはそうでしょう。18人の“多彩な”議員の世話をし相談に乗り注文を聞き、一方で執行部にも配慮しながら議会日程と議事運営をこなします。 実際は議会審議と運営の仕組みはすべて法律に基づいており、何か起こっても起こらなくても事務局は即座にその根拠を示し、即応できるよう対処を考え、円滑な運営を後押しをします。そういうサポートのもとで、議会本会議も委員会もその他の公的議員活動も成り立っています。
 とにかく“多彩な”議員を相手にするので心労もあるだろうし、新米議員の理解度の低さにイライラすることもあるでしょう。淡々とは言え、やはり人間だから時々、それが出る時がありますね。私も1年経ち大雑把には理解していますが、議員の側も勉強し自立した行動が必要です。

質疑

 さて質疑ですが、今回の私の質疑のできはあまり良くなかった。緊急雇用の件は、単純に県の追加案件だし、コミュニティ助成金は、これも宝くじ資金の単純な仲介的・中通し案件で、とりあえず確認という程度です。
 緊急雇用の歳出面からの質疑の方が有効でした。これは委員会付託された後に、文教経済委員会でやろうという魂胆でしたが先にやるべきでした。
 財政調整基金は単なる計算で分かることだが、再質で別の角度からの質問を考えていたが、質疑の範囲を超えてるなと思ったので、中止しました。市長の給与50%減額、この選挙公約と9カ月間のの意義を質しました。