菜の花まつり

 菜の花まつりの開会式に出席。寒い! とにかく寒かった。2月の気候だという。あまりの寒さに写真を撮るのも忘れてしまいました。菜の花はきれいに咲いています。サクラも満開。日和田山は激しくなった雨脚の向こうに姿を見せていました。
 開会に先立って1分間の黙祷。亡き市長に哀悼の意を表しました。挨拶に立った方は皆、市長が存命であったらさぞ喜ばれたであろうと、大沢市長の巾着田への思いに触れました。
 巾着田景観のシンボルにしようと古民家を買収して3年、修復と周辺整備も終わって、この春が本格的デビューです。これで巾着田整備も一段落し、一つの形が出来上がったと言えます。それだけに、大沢市長に見てほしかったという思いは出席者共通のものでした。
 この寒さの中で出店は、開会式が終わる頃には準備OKのようでした。一通り店をのぞいて見て、まんじゅうを5個買ってから、湯気が立ち上る店に行ってみると、それは高麗鍋。早速、1杯注文、商工会テントに入って味わう。空腹と寒さで、改めて高麗鍋の旨さが身に染みました。
 まんじゅうは栗が1個マルマル入っているというのを2個。1個210円と結構いい値段です。そう、これこそ日高産の栗を使った由緒正しいまんじゅうなのです。日高市の和菓子店の商品に使われている栗は丹波産です。これでは日高市特産の栗を使っていると自慢できません。
 日高市のまんじゅうと和菓子の栗が、早く日高市産のものになることを期待したいものです。