武蔵台中学校の卒業式

 武蔵台中学校の卒業式に出席。清々しい気持ちになれた素晴らしい卒業式でした。
 生徒の振る舞いはよく訓練され、心地よい状景を作り出していました。準備も細やか、校舎は内外ともきれいに清掃され、日頃の手入れの良さが分かります。
 生徒は一人ひとり名を呼ばれ、壇上に上って卒業証書を授与されます。来賓に一礼をして上がっていく姿を見ると、男子は、子どもの面影を残しつつ何か混沌の塊が心の中に育ち始めた、という感じです。女子は、流行なのか細く長い髪を顔の両側に伸ばす髪型に、おしゃれへの関心が予感できます。  
 合唱が素晴しかった。二部合唱というのか分かりませんが、混声の合唱が何曲かあり聞き惚れました。あの合唱の素晴らしさは昔からなのか、子どもたちの卒業の時もそうだったか、と帰宅してから妻に聞いてみました。そうだと言う。男子の声が声変りをしたばかりの一時の特性なのか、何と表現していいのか分からないが、清らかな女子の声とともに心に染みる思いでした。


 来賓が待機する部屋で、さくらの花が浮かぶお茶をいただく。

 向かいの斜面の樹の伐採で窓に日が射すようになった。

 卒業の写真集。

 昨年から懸案だった校門左側に続く杉林の伐採が行われました。さっぱりした、とは正にこのこと。明るく学校にふさわしい景観になりました。県の事業による森林の伐採と手入れで、武蔵台周辺の課題が随分片付きました。市民の目に触れる所での間伐や手入れは、森林保護にとってはいいPRです。