ひな祭り

 巾着田前を通りかかったら古民家に人だかり。そういえば、今日はひな祭り。古民家に雛飾りとポスターで宣伝していたことを思い出し寄ってみました。
 100年前のひな人形からつるし飾りまで、古民家の各部屋に飾られ、昔の旧家のひな祭りの雰囲気でなかなかいい。土間には生活の用具が置かれ、農耕生活の空間が感じられます。下の間取りの見取り図と説明は、2枚ある市のパンフレットを切り張りして自作したもの。表に面した部屋全部にひな人形と吊るし雛が飾られている。 


 3月3日といえばひな祭り。誰でも思い起こす季節の行事ですが、今はどこまで家庭で行っているのだろうか。娘が家にいたころ、また出て行ってからしばらくは妻が飾っていたが、それもいつの間にか納戸の奥の荷物になってしまった。ささやかなセットのひな人形だったが、記憶を思い起こせば、子どもの成長と自分の年をふと思う。