TVの21011年回顧

 24日所用で池袋へ。
[
 「神の国は近づいた。悔い改めよ」
 まちのあちこちに黄色い看板が、人の流れに抗するようにたっています。個人的に悔い改めることは多いが、凡人は旨いものを食うか温泉に入れば忘れてしまう。
[
 「あなたの行先は、天国か地獄か」
 可もなく不可もない普通の人間の行先は、天国でもない地獄でもない一般席だろうか。クリスマスには行先を心配する人が増えるのだろうか。まちを歩くのは若い人がほとんど。政府の2010年の世論調査によると、20台の70%が今の生活に満足だということらしい。本当にそうなの? 過去40年で最高だという!

 ボールペンのインクの減るのが以前より早くなりました。替え芯と来年の手帳用のボールペンを、紛失のロスも見込んでまとめて買いました。久しぶりのハンズです。

 3月11日を回顧する番組を各テレビ局が組んでいました。本当に悔い改めなければならないことは何か、私たちに問いかけてきます。国を壊していくグローバリズムに社会経済システムがなすすべもないことを学者や実務家が警告していますが、私たち一個人にには本当になすすべもない。鎖国を選ぶ勇気はあるだろうか。
 鎖国ブータンは開放と同時に消費の嵐が襲っています。国民幸福度の目盛がこわれなければいいが、と心配です。既成の政党政治が色あせ、権力を握った人間の発言と握手がかつてない強烈な閃光を発しています。世間が盛り上がることを期待するマスコミの騒乱期待は見え見えです。
 右往左往せずに、自分の仕事を一生懸命やること、これだけです。