議案に対する質疑

 議案に対する質疑の日です。
 私は2議案について行いました。内容は以下の通りです。

 議案第56号一般会計補正予算の中の「市税還付金及び還付金加算金の増」と埼玉西部消防組合の設立について
 今回も最初の質疑案について、事務局から相当なダメ出しをされました。要は、議案に書かれている字面としての内容以外のことは質問してはいけないのです。毎回、訂正を要求されて、9月議会では結局、質疑を行いませんでした。今回でようやく分かった感じです。
 とにかく最初の質疑は、字面の質問を行って、3回質疑はできますから、残りの2回で深めればいいのかな、という感じです。2回以降は、市側の回答に引っ掛けて迂回あるいは敷衍していけばいい。
 市税還付の件。
 先行の議員の質問もあって大体明らかになったのだが、私の質問の中心は還付の法的根拠。税法上の5年を遡る案件については、領収書がなくても市の徴税記録があれば還付可能とのこと。
 市側の問題は、平成9年に行われた同一法人(どこの会社かは周知の事実)による意義申し立ての際に、還付がどの位行われたのかだが、こういうことは、補正予算書に書かれていないから聞けない。総務福祉常任委員会での質疑に待たなければならない。
 消防については、財源としての「基準財政需要額」という言葉があっても、その将来性については聞けない。普通交付税の算定基礎が下がってきているので、必ず近い将来、合併効果による財政節約を食いつぶして財源不足になると予想されるのですが、そのことは聞けないのです。
 末尾に付け足し的に書いてある「その他の財源」とは何か、を最初に聞いて、答弁の内容から県主導の広域化に対する財源補てんの可能性に聞いていくということになります。