嬉しいお礼の作文です

武蔵台小学校3年生の総合学習「むかしあそび」に出かけ、こままわしを教えたことを書きました(2月6日)。学校から嬉しいお礼の作文集が届きました。子供たちの気持ちが伝わってくる作文が13枚。感動しました。また先生のあたたかい配慮と細やかな目配りが感じられてとても嬉しかったです。

 子供たちが何を感じ、どういうところを見ているか、よくわかりました。年に一度のイベントですから、私が小学生と話すのも年に一度ということになります。小学3年生が“どういう子供なのか”1時間のこま遊びではよくわかりませんが、みな教えたポイントはしっかりと書いていてくれました。
 その時の私の心掛けは、4、5人いたできない子に、一度でもいいから回すことができたという体験をさせたいことでした。回せた瞬間の気持ち頭に刻みこんでもらうこと、これです。幸い皆回せて目的は達せました。作文を読むと、教えたカンどころはよく覚えていてくれました。観察もしていて、こんなことを書いた子もいます。「横山さんはちょっと教えただけですぐにできるようになるなんて、あるいみ、教える達人ですね」。悪い気はしませんね。
 先生がべーごまができればお願いしたい、と言って時間が半ばを過ぎたころもってきました。できるなんていうものではない、それこそ、私が小学3年生の時は、べーごまで明け暮れしていました。50年ぶりのべーごまでしたが、しっかりと回せました。次は、“本格べーごま”を教えたいものです。

早速、次のようなお礼の手紙を書きました。

武蔵台小学校 校長先生
       3年1組担任の先生
       3年2組担任の先生
        3年1組の皆さん
        3年2組の皆さん
 お手紙ありがとうございました。
 嬉しい気持ちでいっぱいになりました。皆さんからのお手紙をいただいたことは、ここ数年間に起こったことで、一番嬉しいことに入ります。
 ブルーのリボンが付いたきれいな表紙でとじた皆さんの作文は宝物です。
 何回も読みました。皆さんは、教えたことをしっかりと覚えていて、練習したこともわかりました。
 最初はしっかりときつく巻いて
 それから、ひもがくずれないように、きつくもなく、ゆるくもないように巻く
 そして、水平にくりだす。
 できなかった人は、初めてこまを回せた時の感じは絶対にわすれないと思います。どんなことでも初めてできた感触は大事です。
 回せる人は、いろいろな回し方をできるようになってください。
 次はべーごまですね。これは面白いです。今度、べーごまをたっぷりやりましょう。べーごま専用のゴムシートがありますから、これを大きなバケツにかぶせて、その上でいくつかのべーごまを同時に回してぶつけ合います。
 ウィーーン      べーごまが回ってお互いに近付いていく
 ガチッ        最初にぶつかる音
 カチ、カチ、カチ   何回もぶつかる、すもうと同じ感じ
 ガチーン       ぶつかってべーごまがフラッとなった音
 バチーン       タイミングいい角度でぶつかり、シートの外にはじき出されてしまった            音
 やってみたくなるでしょう。そう、はっきり言ってわくわくします。強いべーごまをつくるには、自分で、角をやすりやコンクリートで磨き、軸も回転を良くするように削ります。こういうふうにして、自分だけの強いべーごまをつくっていくのです。
 いつでもいいから、機会があったらやりましょう。
 皆さん、かぜをひかないようにして、頭と体をきたえてください。

 校長先生、担任の先生
 とても素晴らしい趣向で感激でした。写真まで同封してくださってありがとうございます。よい記念になりました。昨年に続き2回目ですが、また何かお役にたてることがありましたら喜んでお手伝いさせていただきます。