青学大、箱根駅伝の強さの理由は?

今日は、チョイ見ではなく、最初からTVに向き合ってみました。往路の5分の貯金を取り崩すのか、上積みするのか。5分というのは相当有利なアドバンテージらしいが、5人の選手全員がベストとは限らない。
最初から快調である。連続して区間賞が出る。何という選手だったか、途中、給水時にメンバーと拳を合わせて笑顔だったのが印象的です。この笑顔を見て、これは総合で優勝いけるな、と感じました。
結果は、さらに5分以上を上積みしての優勝です。10時間50分をきるタイムは、解説者によると“驚異的”な時間らしい。
それにしても、なぜなのか。この強さは。いままで出場しなかった期間が長く、最近出たにしても、下の方で甘んじていた母校チームがなぜこんなに強いのか。それも突然の(私にはそう見える)強さである。
何か、特徴的な原因があるのかもしれない。特に感じたことがあります。走り方とか技術的訓練とか、そういうことは分かりませんが、走った後の選手インタビューを見て、受け答えの言葉が豊富で、自分の意見、考え方が表現として整っている、このことです。
これが強さの原因と何も関係ないかもしれませんが、非常に印象的でした。
私はスポーツ番組は特に選んで見るわけではありませんが、ニュースではよく見ます。インタビュー場面が多いのですが、そういうときにプロの選手として、ある意味で技術の職人として、どんな表現で語ってくれるのか興味があります。
スポーツは結果が全て、成績さえよければ言葉、表現は関係ない、と言われればそのとおりで。競技はもちろんですが、私の場合、強さの背景としの人間性と表現力がスポーツの面白さと感じます。
さて青学大の選手諸君の強さの秘密は何か。監督はインタビューで「モチベーション」という言葉で表現していました。個々の選手のモチベーション、つまりやる気です。どれだけ自主性をもって発揮させるか。この言葉だけだと、新鮮味を余り感じないので、ここに至る何かがあるのかもしれない。

(写真:日本テレビ画面より)