小中学校入学式

 小中学校の入学式は同日で、中から小へとハシゴしました。
 中学校では見覚えのある顔がありました。ついこの間卒業式に出席したばかりだから当然です。女子は制服を身に着けていましたが、それだけで先日の小学生から大人びた印象があります。礼をする時、手を両脇で揃えますが、男女とも制服のそでが手のひらの真ん中あたりまで来ています。その長さも3年後には解消し、短いほどになってしまうのでしょう。
 小学校の入学式は、卒業式以上の手作りでした。それだけににぎやかでもありました。新入生をアーチで迎え、1人1人上級生が手をつないでの入場です。新入生は43名ですが、両親が来られている方もいらっしゃるから、それ以上のたくさんの親御さんが見えていました。
 小中学校の校歌を読んでみると、それぞれ、この地の特徴がよく詞に込められています。小学校は、春の生命力に満ちた自然賛歌であり、その中での心の喜びを歌い、中学校はそれに歴史が加わります。中学生は独自の関心が芽生えてくる。興味の世界が広がる楽しみを見つける時でもあります。
 穏やかな入学式日和でしたが、サクラはいまだ花びらを見せず。高萩は満開だそうです。日高市にも桜前線があるようです。
 校長室から見えた大木の梢に据えられた巣。あれは何だろう。カラスか、カラスにしては作り方が雑ではない、上手だ。そうすると、猛禽類、タカの一種かもしれない。