代表者会議

 6月22日、議会終了後開催された代表者会議。これについて書いておくことを忘れたので、ここに記しておきます。
 この代表者会議は重要なことが話されるのですが、議事録は残さないのでメモをしっかりと取っておくことが必要です。なぜ記録を残さないのか。議決権がなく調整しているので意思決定の途上にある案件については、公的に残る記録を残さない。これが理由かと思います。
 議員になる以前、議会内のことが話題になった時、代表者会議では言いっ放しで何も決まらない、ということがよく言われていましたが、そういうことはなさそうです。現状では、毎回、議題を確認しつつ発言の裏付けをキチンとしていけばいいと思います。要は、事務手続きを相互確認していく知恵を出せばいいということです。
 そうは言っても、代表者会議にしても全員協議会にしても、重要な報告やら調整やら議論やらが行われていて、両会議とも何も記録も残されないままというのは、どう見てもおかしい。
 やはり、そういう実態はまずいということが認識されてのことでしょうが、平成20年に地方自治法が改正されて、これらの正式でない会議について会議規則に定めることとされました(第100条12)。以前にもちょっと触れた記憶がありますが、代表者会議や全員協議会に出席することは、現状では、法的に正式な議員活動とみなされていなのです。議会改革は、まずはこの点から対処が必要となります。
 議会改革検証委員会の設置を提案する際、具体的にまずこの点からの提案がいいのではないかと思います。


 1 懸案となっていた一人会派の問題
 日本共産党から出ていた一人会派の代表者会議への参加の問題は、結局、現状のままということになりました。その根拠として近隣自治体の状況一覧が示され、多数の事例にならうということが了承されました。私は一人会派の出席に賛成しました。
 飯能市は公党の場合、出席可能。富士見市日高市と同じ、人事案件のみ出席可能。川越、狭山、所沢、東松山、入間、坂戸、鶴ヶ島の各市は、構成員になれない、ということでした。
 2 ○○議員から出されていた防災についての議会の対応について
 地域での初動がまず必要、という意見が再び出されたので案を作成しての継続となりました。
 3 議会検証委員会の設置
 これは私が発言しました。次回定例会時のテーマとして、言いだしっぺが議論できる環境をつくればいいわけで、す。
 4 ごみ有料化特別委員会
 ○○議員が私の一般質問を聞いて発案されました。今年度はまだ執行部が住民集会で意見を聞いている最中なので、議会へのアクションは次年度だろう、ということで、設置は異論がないので具体的には今後の課題。議会でまとまってこの問題が議論できるのは非常に意義のあることです。もちろん賛否は、個々の議員の判断になります。
 5 決算特別委員会について
 次回定例会(8月25日開催)で開催される決算特別委員会の事前情報が配布されました。