“赤と黒”春の畑で

 貴重な写真が撮れました。めずらしくもあり、また嬉しい写真でもあります。
 明海大学の歯科に行った帰りのこと、畑を見ながら運転していると、珍しいアタッチメントを付けたトラクターがありました。草刈り用だとはすぐ分かったのですが、この辺ではめったに見かけません。
 トラクターの向こうにピンクの畑が一面に広がっています。レンゲかな、いや畑だから違う。これは儲けもの。面白そうなものが一度に2つも見られる。そこで車を止めて見に行きました。
 草を刈ったばかりです。轍の跡がはっきりしていて、刈り取ってどこかに草を置きに行ったのでしょう。草の匂いが新鮮。トラクターはフォード、草刈りは日本製の飼料用です。
 後ろにピンクが広がっています。何だろうと見たら「仏の座」でした。こんな群落を見たのは初めてだ。しかしタネを播いたわけでもあるまい。自然にこういう風にきれいに均一に広がったのだろうか。冬の畑には幸いです。強風で土が飛ばないし、それに何よりも植物が地表面を被っていることで、微生物や小動物の活動があります。その隣の隣の畑。きれいにトラクターで耕されています。ピンクの畑と対象です。