日高市学童保育連絡協議会の総会に出席

 生涯学習センターで行われた日高市学童保育連絡協議会の第1回総会に出席しました。定刻15分前に行ったのですが、控室にはすでに、市長と県議と議長が並んで座っていました。これは、とりも直さず学童保育の重要性が認識されている証拠です。
 ちなみに、議長と議会事務局の支援組織である全国市議会議長会の調査によると、全国の市長のアンケート結果では学童保育は重要な政策の3番目に掲げられています。さまざまな厳しい条件が生活の重荷としてのしかかっている現在の状況では、働く若い世代の子育て環境を整えることがいかに重要か、この問題は国家的課題です。
 定刻間近になって気がつきました。保守系の議員の姿がみえません。議員はどなたが出席するのかについては、事前の関心事でした。ぐるりと見回すと、いわゆる保守系の方はお1人で、公党と無所属は揃っています。へえーっと思いました。
 地域福祉計画の市民会議で知り合った方がお二人、キビキビと応対しています。私も彼女たちと久しぶりに声を掛け合い緊張がほぐれました。会場は若いお母さん方でいっぱいです。いただいた3種の資料を見ても、組織的にしっかりしていることが分かります。

 1 第1回 日高市学童保育連絡協議会 定期総会
 2 第1回 特定非営利法人日高市学童保育の会 通常総会
 3 2010年度 保育のまとめ 日高市指導員会
 1の資料によると、2010年度は7か所の学童施設で児童数474名(家庭数391)の規模での学童保育を行ったという。3つの組織の総会を兼ねているわけですが、この関係は図のようになります。

 簡単に言うと、日高市学童保育連絡協議会は全国や県レベルの学童保育連絡協議会の下部組織。実際の保育事業は、連絡協議会から特定非営利法人日高市学童保育の会に委託されて行われているという仕組みです。7か所の保育施設の指導員は、日高市指導員会から派遣(こういう言葉でいいのかどうか未確認ですが)されています。こういう形に分かれたのが昨年なので、総会は「第1回」となります。
 前に、自宅裏にあった武蔵台学童が移転してしまって寂しくなったことを書きました。しばらくして小学校に移った学童を訪問して話を聞き、抱える問題の一端が分かったことも書きました。
連絡協議会の総会資料4ページにある日高市への「陳情書」を読むと、目前にどんな課題があるのか、よく分かります。
 私も、がむしゃらに働いた30台、学童には本当に助けられました。妻の話を聞くと、当時の生活と子育ての大変さがよみがえってきます。3人の時は費用が続かず、長女に弟二人を託し家に居させました。心配だったがやむを得なかった、とは妻の言。
 若い世代の大変さは、社会全般の環境から言えば現在の方が大変だと思います。私もしっかり勉強して、安心して働き子育てできる環境作りに貢献していこうと思います。